社員向け体幹トレーニングイベントで250名に指導!コアコン応用事例紹介

講演・研修

先日、とある企業の社員向け体幹トレーニングイベントにて総勢約250名の方への指導のご依頼をいただきました。

指導を担当されたのはマスタートレーナー・A級講師の橋本 剛史さん。

橋本さんは、東京都練馬区にある「コアリファイン」共同オーナーであり、パーソナルトレーナーとして活躍されています。

以下、橋本さんにお伺いした内容です。

どんな方が参加しましたか?

一般のオフィスワーカーです。デスクワークが多く、姿勢の崩れや体力低下を気にしている方々です。

午前午後4回ずつのグループエクササイズを2日間で計16回を2人で交互に担当しました。
一回あたり10~20人ほどです。受講者は

「姿勢が悪いのは分かっているが、結局のところ何をしたらいいのかわからない。」
「本を見たり映像で見ても、自分が出来ているのかわからない。」

このような悩みをもっている方が多かったです。何とかしたいとは思いつつも、それができずに困っているようでした。

イベントでは具体的にどのような指導をされたのですか?

実技を中心に行いました。20分のグループエクササイズで、前説後説が5分で15分エクササイズです。依頼内容は転倒予防のための体幹トレーニングの実施です。条件は運動着に着替えなくてもできる、寝転がらない、ツール無し(イスのみ)、いつでも出来る、というものです。

コアコンとしては、いろは体操やシニアコアコンの要素で体幹を安定させ、座位での腹式呼吸や「立つの楽勝体操」などを取り入れ、その後はさらに発展させ立位での片脚支持などで負荷をかけました。

受講者の身体の変化や感想を教えてください

セルフモニタリングとして、前屈・後屈・片脚支持をし、大体の方がどれかに動きが大きく出せるようになりました。

  • 器具を使わなくてもこんなにキツイんですね。
  • 自分の身体の状態がよく分かった。
  • もっと長い時間でやってほしい。
  • 変化を感じるとやる気が出ました。

このような感想をいただきました。

まとめ

いろは体操やシニアコアコンディショニングの要素を入れて指導されたとのことでしたが、参加者はシニア世代ではなく働いている方々。対象者に合わせて強度や動きをコントロールすることで、パッケージの応用が可能になるということを今回の研修で教えていただきました。

今回ご依頼いただいたのは、素材の製造・販売をされている、百年近く続いている大企業様。

このような大きな企業で健康のための取り組みが行われていることを嬉しく思いました。仕事でパフォーマンスを発揮するためには、健康であることは前提条件。そしてそれは日々のセルフコンディショニングによって作られます。

これからますます、セルフコンディショニングに導けるトレーナーの需要が高まってくると感じるご報告でした。

橋本さん、ありがとうございました!

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