コアコンを活用したスポーツ現場での指導【埼玉県バレーボール指導者協議会研修】

講演・研修

ご報告が遅くなりましたが、8月下旬に行われた埼玉県バレーボール指導者協議会研修にて、JCCAリサーチディレクターの石塚利光さんが講師を担当されました。

※石塚さんがトレーナーをされている東京大学バレーボール部の監督からのご紹介で研修を担当することになり、過去に岩﨑会長も、ストレッチポールも含めて講演をされています。

研修には、小、中、高のバレーボールを指導されている先生やキッズ、ママさんバレー指導者約70名が参加。普段スポーツを指導されているということもあり、元気な雰囲気で研修が進められました!

10分のエクササイズで安定感に大きな変化が!

研修会は、

  • 東京大学でのコンディショニング解説
  • パフォーマンス・ピラミッドとは
  • コアコンディショニングの理論
  • コアコンディショニングの実技(ひめトレ含む)

この4つの題材を軸に進められました。

ほぼ全員ひめトレを体験したことがないとのことで、はじめにSSBを実施。たった1分ほどで身体の変化を体感された方が多くいらっしゃいました。

その次にひめトレファイブ。モニタリングで『パワーポジションでパートナーに左右から押してもらい動かないように耐える』ということを実施し、ひめトレベーシック10分での変化に、ほとんどの参加者が驚いていました。

普段スポーツを指導している方からすると、ひめトレエクササイズは地味な動きです。選手も同様に感じると思いますが、地味なことでも大きな変化を感じてもらうことができれば、トレーニングやセルフケアの中に取り入れてもらう可能性がグッと高まります。

また、ひめトレ以外にも発育発達の肢位を利用したコアコンディショニングの応用トレーニングなども実施。石塚さんが現場で活用されていることをお伝えいただきました。

翌日の指導から活かせる内容が満載の、あっという間の研修会でした。ご参加いただいたみなさま、お疲れ様でした!

感覚が分かることが納得に繋がる

パレーボール指導者ということで「コアを使う感じ」「コアを安定させる感じ」を指導していくことの重要性に結びつけて説明したことで、腑に落ちたとのこと。

また、パフォーマンスやコンディショニングにつながる『パワーポジションでコアが入っている感じ』はバレーボールに限らず指導者の方に納得いただけるポイントだそうです。

指導の中では、パフォーマンスピラミッドにおける「パフォーマンス」や「スキル」に繋げていくことが重要ですが、その前提として、コアコンディショニングで良い姿勢や効率の良い動きを取り戻すことの重要性も改めて感じたご報告でした。

石塚さん、ありがとうございました!

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