足部の役割と姿勢との関係【コアコンニュース】

コアコンニュース

2024.01.26コアコンニュース
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【メインテーマ】
足部の役割と姿勢との関係
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こんばんは!
綿貫です。
足の歪みって
姿勢にとても大きな影響を
与えてしまうんです!

なぜならば、私たちは、
2本の足で立って歩いているからです。

コアの機能が整っても
土台である足が歪んでいたら
姿勢も崩れてしまいますよね?

今回は、足の機能について
お伝えします。

足の歪みが
他の関節にどのような影響を
与えているのかを知ることで
指導の幅が広がると思いますよ。

私も姿勢改善の指導では、
ここの部分をとても大切にしています!

 

1.足部の役割

①土台の役割
足部は唯一地面と接する部位であるため
カラダを支える土台の役割があり、
適切な姿勢を保つためには
骨が綺麗に積み重なる必要があります。

このように、カラダを支えるために
とても重要な部位が足部です。

②重心のコントロール
カラダには機械受容器があります。

外部からの刺激を感知して脳に情報を伝え、
脳はカラダに対して
適切な反応を取るための指令を出します。

特に足底には機械受容器(メカノレセプター)
が豊富なため、
重心のコントロールを行うことができます。

③衝撃吸収
足部の骨は弓なりに並んでおり、
荷重がかかった際に
足底腱膜が張ることで
衝撃を吸収することができます。

2.足部と姿勢の関係

「運動連鎖」を理解することで
姿勢の崩れや代償動作が起きた際に、
どの部位に問題があるのか
見当をつけることができます。

また、一つの部位だけでなく
他の部位にどのように影響するかも
見抜くことができます。

上行性・下行性運動連鎖とあり、
足部から姿勢に大きく影響を与える運動連鎖が
上行性です。

足部が回内・回外をすると
上位の関節は以下のように反応します。

<足部回内>
下腿内旋→膝屈曲・外反
→股関節屈曲・内転・内旋
→骨盤前傾・前方回旋
→体幹側屈・肩下制

<足部回外>
下腿外旋→膝伸展・内反
→股関節伸展・外転・外旋
→骨盤後傾・後方回旋
→体幹側屈・肩挙上

特に足部からの運動連鎖が機能していないと
体幹の機能や股関節の機能を
整えたとしてもまた崩れてしまいます。

このように、足部からの運動連鎖は、
全身の動きに関わってきます。

足部の機能を整えることに加えて
各関節の運動連鎖を整え
体幹と四肢、全身を連動させて
体を使っていくことが
とても重要です。

今回は、
「足部の役割と姿勢との関係」
についてお伝えしました。

JCCAの
「コアコーディネーション」セミナー
では、体幹と四肢の連動性、協調性を
引き出すようなエクササイズを
学ぶことができます。

実技がメインですので
現場ですぐに使える内容です。

ぜひ、受講してみてくださいね。

それでは、
次回もお楽しみに。

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