運動機能改善に重要な 四つ這いエクササイズ 【コアコンニュース】

コアコンニュース

2024.01.19コアコンニュース
◇━━━━━━━━━━━━━◆◇◆
【メインテーマ】
運動機能改善に重要な
四つ這いエクササイズ
◆◇◆━━━━━━━━━━━━━◇

こんばんは!
綿貫です。

・腕がすぐに抜けてしまう子供
・肩こりのある子供
・転びやすい子供

近年、子供の運動機能の低下が
問題視されています。

そんな子供達に
どんな運動を伝えてあげたらいいのか・・・

悩みますよね。
いろんな運動があると思うのですが、
今回私は、四つ這いでのエクササイズを
オススメします。

なぜならば、
運動機能の獲得に
重要な意味を持つポジションが
四つ這いだからです。

四つ這いの重要性を理解し、
適切に運動指導することで
運動機能改善だけでなく
運動能力もアップさせることにも
繋がると思いますよ!

1.四つ這いポジションについて

四つ這い機能は
発育発達過程の中で習得します。

発育発達とは、
赤ちゃんが生まれてから
立ち上がり歩くまでの過程のことで、
様々な機能を獲得します。

発育発達に沿ったエクササイズは、
現代人に失われている人間本来の機能を
再獲得するために非常に効果的です。

四つ這いはおよそ9〜10ヶ月頃に
獲得すると言われており、
赤ちゃんはこの頃からハイハイを始めます。

ただし、ハイハイをする時期は
個人差が大きいといわれており、
近年はハイハイをせず
立ち上がる赤ちゃんが増えています。

これは狭い家に住む人が増えていることで、
十分にハイハイをするスペースがなく
近くにある物を掴んで
すぐに立ち上がってしまうためです。

2.四つ這いで獲得する機能

㈰肩甲帯・肘・手の安定性
四つ這いでは肘を伸ばして
両手をつくため肩甲帯のみならず
肘と手の安定性も促されます。

㈪股関節機能
四つ這いになることで
股関節での荷重が必要になり
股関節の安定性が促されます。

またハイハイをするため、
一側で支持しながら
反対側の股関節を動かすことで、
股関節の可動性も促されます。

㈫筋力
肩甲帯では特に前鋸筋の筋力が向上し、
股関節周囲筋では臀筋群にて
体重を支えます。

また、四つ這いポジションは
発育発達過程で初めてカラダが
床から浮く段階であり、
重心位置が高くなるため
カラダへの負荷が高まります。

そのためカラダを支える
コア機能がより促されます。

3.四つ這いエクササイズ

<ネコ体操>
四つ這いで前後や左右に
重心移動させます。
前後への移動やお尻を意識し、
左右への移動は胸や肩を
意識して動かすことで
股関節や肩甲帯の安定性が促されます。

<チーター体操>
高這い姿勢で前後や左右に
重心移動させます。
四つ這いで動きが安定したら、
高這いで重心位置が高い状態でも
肩甲帯や股関節が安定して
動けるようにします。

四つ這いでは
肩甲帯や股関節への荷重を促すため、
四つ這いで獲得した機能が
立位での姿勢や動作に
大きく影響を与えます。

今回は、
「運動機能改善に重要な
四つ這いエクササイズ」
についてお伝えしました。

四つ這い運動の他にも
子供の運動機能向上のために、
「コアキッズ体操」
をオススメします。

一連のパッケージエクササイズを行うことで
姿勢と動きが変わります。

子供に限らず、
中高生、大人の指導にも活用できます。

まずは、ご自身の体で体感してください。

それでは、
次回もお楽しみに。

【コアキッズ体操セミナーの詳細はこちら】
https://jcca-net.com/kids/

コメント