ヘッドフォワード【コアコンニュース】

コアコンニュース

2021.12.03コアコンニュース
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【メインテーマ】
ヘッドフォワード
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こんばんは♪
綿貫です。

頭の重さは、約4~6kg
と言われていますが、
デスクワークなどで
その首が60度前に傾くと
どれくらい
首に負担がかかると思いますか?

実は・・・・・

その5倍の
約27kgもの重さが
首にかかってきます。

小学生一人分の負荷です!!!

こうなると、いわゆる
ヘッドフォワード(頭部前方突出)
の状態になり、
姿勢や動きに
かなり制限がかかってしまいます。

今回は、
不良姿勢のヘッドフォワードについて
その改善エクササイズを含めてお伝えします。

みなさんの周りにもきっと
このような方、多いですよね~。

 

1.ヘッドフォワードとは

姿勢の理想的アライメントは横から見た時に
耳垂・肩峰・大転子・膝蓋骨後面・外果前方が
一直線に揃っていることです。

ヘッドフォワードでは
耳垂が肩峰より前方へ位置している、
頭が前に出た状態になります。

頭が前方へ位置するため
頚椎の生理的前弯が減少
(または一部が過剰伸展)し、
頚椎に負担がかかります。

ヘッドフォワードの姿勢が続き頚椎に負担がかかり続けると
以下の症状が出ることがあります。

・アライメントが崩れ頚椎神経が圧迫され、上肢にしびれなどが生じる

・頸の痛みや肩こり、頭痛など

<ヘッドフォワードになる要因>
・胸椎伸展の可動性低下
・コアの低下
・不良姿勢での長時間の作業
など

2.改善アプローチ

ストレッチポールに乗ることで
ヘッドフォワードの改善が期待できます。

<ポールオンの胸郭へのメリット>
・胸椎が伸展し胸郭が挙上
・胸郭背面の可動性向上
・肩甲骨が内転・下制の位置になる
・頭部の位置が後方に移動する

<ポールオンの骨盤へのメリット>
・骨盤が後傾し腰椎の前弯が小さくなる
・寛骨に対し仙骨が後傾する
→仙腸関節が緩みの位置になる、
骨盤をリアライメントしやすくなる
・股関節の後方の筋肉の弛緩
→股関節をリアライメントしやすくなる

頭部は5kg程あるため前方にずれると、
頚椎のみに負担がかかるだけでなく
他の部位でも支えるために代償が起こります。

代償をなくすためには
胸郭や肩甲骨、骨盤や股関節など
複数の関節の位置を整えることで
頸椎の位置を整えることができます。

より、胸椎の動きを出し可動性をあげ
さらに骨盤、股関節を整え不良姿勢から
一歩抜け出すには、ベーシックセブンセミナーをお勧めします!

実技中心のセミナーですので
現場ですぐに使える内容となっております。

それでは、
来週もお楽しみに^^

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