梨状筋症候群【コアコンニュース】

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2021.11.05コアコンニュース
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【メインテーマ】
梨状筋症候群
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こんばんは♪
綿貫です。

・お尻が痛いです。
・脚に痺れを感じます。
このように訴えるクライアント、
結構多くないですか?

私のところには
多いです。

私は、治療として
クライアントさんい関わることが
できない一般のトレーナーですが
これ、よく言われている
腰椎椎間板ヘルニア以外に
梨状筋症候群により、
痺れや痛みが生じている
場合もあるのです。

そう言った場合、
私たちにも何かできることがある
可能性があります。

それは、
痛みのあるお尻だけを
何とかするのではなく
その原因となっている部分を見つけて
アプローチすることです。

今回は慢性的に起こりやすい
梨状筋症候群について紹介します。

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1.梨状筋症候群の基礎知識

梨状筋症候群とは、
深層外旋六筋(股関節外旋筋)の一つである
梨状筋の硬さにより
坐骨神経痛が生じることをいいます。

ですから、慢性的に梨状筋の硬さがある場合、
梨状筋症候群になりやすいため
予防をすることが重要になります。

<坐骨神経痛が生じるメカニズム>

梨状筋は仙骨内側面から
大転子に付着しており、
坐骨神経は
梨状筋の下面を走行しています。

そのため股関節が内旋すると
梨状筋が張るため
神経が圧迫され
痺れや痛みなどが生じます。

更に、坐骨神経は
臀部から大腿部後面、
下腿後面にかけて走行するため
座位姿勢や股関節内旋位にて
後面に痛みが生じやすくなるのです。

梨状筋が硬くなってしまう原因としては、
股関節、骨盤、脊柱などの
可動性低下や
姿勢不良、それによる代償動作
などが挙げられます。

2.予防改善方法

ストレッチやツールを用いて
梨状筋を緩める方法もありますが、
多くの場合、梨状筋そのものの硬さに
原因がある訳ではありません。

ですから、硬くならないために
予防をすることが重要です。

<予防方法>

・股関節の柔軟性獲得

両膝を立てて座ったとこから
膝を左右に倒します(股関節内外旋)。

なるべく臀部が浮かないように行うことで
臀筋群をストレッチしながら
股関節の可動性を高めることができます。

・骨盤と股関節の分離運動
(ロッキングエクササイズ)四つ這いにて
脊柱のニュートラルをキープしたまま
臀部を後方に引くことで
骨盤を固定し股関節屈曲を促します。

その他にも
脊柱のモビリティ(可動性)と
スタビリティ(安定性)といった、
関節のバランスを整えたり
身体の末端を動かすOKC、
身体の末端が床などに固定されている
CKCの股関節エクササイズを取り入れ、
股関節周り全体の
筋肉を整える必要があります。

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今回お伝えした予防法以外にも
梨状筋が硬くなるのを予防するためには、
やはり姿勢がポイントになります。

その解決策の1つとして、
ベーシックセブンで
身体の歪みを整えた後の
コアを安定させる
コアスタビライゼーションエクササイズを
行うことをお勧めします。

ここまで行うことで
姿勢の安定が高まります。
こちらは、
『アドバンストセブン1』セミナーで
学ぶことができます。

このセミナーは、
実技中心になりますので
現場ですぐに使える内容です。

ご興味のある方は、
ぜひ受講してみてくださいね。

それでは、
来週もお楽しみに^^

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