骨盤底筋群の機能不全【コアコンニュース】

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2021.12.10コアコンニュース
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【メインテーマ】
骨盤底筋群の機能不全
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こんばんは♪
綿貫です。

40年以上前、
体幹鍛えるためには
腹筋と背筋!
と言われてました。

ですから
当時学生の私は、
パフォーマンスアップのために
がむしゃらに
腹筋や背筋してました^^;

時代と共に
コアの概念が
伝えられるようになり
体幹を鍛える方法
体幹を安定させる方法も
多種多様に
少しずつ変化してきました。

今回お伝えする内容は、
学生の頃から
その内容を知ってたら
・もっと楽にパフォーマンスアップ
したかもしれない・・・
・ダイエットにも効果が
あったかもしれない・・・
「骨盤底筋群」についてです。

体幹を安定させるために
重要な筋肉の一つ
骨盤底筋群。

骨盤底筋群の解剖や機能を理解し
活性化していくことで
スポーツ動作のパフォーマンスアップや
ダイエット、更には
年齢とともに気になる
尿漏れの改善にも
効果が期待できます。

1.骨盤底筋群の役割・機能

骨盤底筋群は骨盤の底を覆うように
恥骨、坐骨、尾骨に付着しています。

腹腔を支え多裂筋と共に仙骨の動きに関与し、
仙腸関節の安定性を高めます。

主な機能は以下の4つです。

①姿勢の安定化
体幹のインナーユニットの1つとして
姿勢の安定化に関わる

②呼吸と連動
呼吸により骨盤底筋群を含む
インナーユニットの共同収縮が起こる

③骨盤内臓器を保持
横隔膜の下には内臓が詰まっており、
骨盤底筋群が蓋をするように
下面を覆うことで内臓を支えている

④排出・生殖
骨盤底筋群の
「括約筋」「肛門挙筋」は排出機能、
「海綿体筋(勃起筋)」は生殖機能を持っている

2.機能不全

身体を動かすことが少なくなったり
姿勢が崩れたりすることで
骨盤底筋群が役割を果たさなくなると
以下のような機能不全が生じます。

・骨盤や姿勢の歪み
骨盤底筋群と骨盤周囲の筋連鎖によって、
骨盤のバランスが崩れ姿勢も崩れます。

・腹部のたるみ
骨盤底筋群は腹横筋と連動して働くので、
弱化することで腹部を引き込むことが
難しくなります。

・排尿トラブル
骨盤底筋群が緩むと
瞬間的な腹圧に対して筋の反射が弱くなり
尿漏れや失禁、臓器脱を起こしやすくなります。

・運動パフォーマンス低下
骨盤底筋群の過緊張は、
内閉鎖筋(股関節外旋筋)や
大臀筋の緊張をもたらすため
全身に伝わって
パフォーマンス低下を招きます。

特に女性に多いと言われている
骨盤底筋群の機能不全ですが、
これらの機能不全が起こる要因としては
加齢、女性ホルモン消失、妊娠出産、
肥満、不良姿勢、悪いトイレ習慣、
腹部を圧迫する服などがあります。

また、機能不全が続くと尿失禁、骨盤臓器脱、
前立腺肥大などの疾患になるリスクが高まります。

3.おすすめ改善アプローチ

<ひめトレ>
骨盤底筋群の機能不全を改善、
予防するオススメのツールの一つに
ひめトレがあります。

ひめトレを勧める理由は、
普通ではわかりにくい骨盤底筋群に
感覚入力が得られやすくなるからです。

主に、感覚入力・収縮・活性化した
骨盤底筋群を含むインナーユニットの
呼吸を促すことができます。

姿勢やパフォーマンスに大きく関わる
骨盤底筋群の感覚や機能を高め
不調を予防していくと良いです。

ひめトレを使った
骨盤底筋群はじめ
インナーユニットの活性化を計る
『ひめトレファイブ』エクササイズ
は、ひめトレベーシックセミナーで
学ぶことができます。

また、高齢者には、
ひめトレを使った
いろは体操がオススメです。

それでは、
来週もお楽しみに^^

【ひめトレベーシックセミナーの詳細はこちら】
https://jcca-net.com/himetore/

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