胸郭の基礎知識&アシスティック解説【コアコンニュース】

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2021.12.24コアコンニュース
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【メインテーマ】
胸郭の基礎知識&アシスティック解説
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Merry Christmas♪
綿貫です。

寒くなると、肩に力が入り
呼吸も浅くなりがちですよね。

そんな状態が続くと
胸郭は無意識のうちに
固くなり可動域を失います。

でも、本来は
日常動作でもスポーツ動作でも
大きな可動性が
必要とされるのが、胸郭なのです。

ちょっと残念な未来の話をすると・・・

胸郭が固くなるということは、
・パフォーマンスが上がらない
・姿勢が崩れる
・不調が増える

ということに繋がってしまいます。

そうならないためにも
意識的に胸郭を動かし、
良い姿勢や動作を繰り返すことで
本来の可動性を取り戻しましょう。

今回は胸郭の基礎知識と
可動性を高めるエクササイズ
について紹介します。

1.胸郭の基礎知識

胸郭は胸椎、胸骨、肋骨
の3つから構成されます。

カラダの各関節には
可動性と安定性の役割が決まっており
脊柱では、
・頸椎は安定性
・胸椎は可動性
・腰椎は安定性
の役割があります。

胸郭に含まれる肋骨は
胸椎と繋がっているため
肋骨の動きが重要です。

肋骨の動きは2つに分けられ、
上部肋骨は上下に
(ポンプハンドルモーション)動き、
下部肋骨は横方向に
(バケツハンドルモーション)動きます。

手を上部肋骨と下部肋骨に当てて息を吸うと、
広がる方向が違うことが感じられると思います。

肋骨が動かない、胸椎が動かない
=胸郭の動きが制限されると
カラダに機能不全が生じます。

例えば、呼吸が浅くなる、自律神経乱れる、
肩こり腰痛のリスク上がるなどが挙げられます。

2.アシスティック種目解説

胸郭の可動性を促すのに
オススメなエクササイズが、
「アシスティック」
を用いたエクササイズです。

※アシスティック・・・
肩まわりや脊柱の機能的な運動を
アシストする棒(スティック)

<アシスティック種目 腕4の紹介>

今回は「腕4」(うでよん)の
2ndポジションの動きを解説します。

腕4の動きでは
アシスティックのサポートを活用しながら
肩の可動域を高めます。

その際の肩関節と肩甲骨、
胸郭の動きが以下になります。

・片側の肩関節が外旋する
・肩甲骨は後傾
・一側の肩関節の外旋のため
胸郭はねじれる

これに2ndポジションでは、
上半身の捻りが入り
広背筋の伸張性向上、
胸郭の可動性も引き出せます。

胸郭は肩関節や肩甲骨と連動して動くため
胸郭の可動性を高める際は
肩関節と肩甲骨の動きも考慮すると、
よりスムーズに動かすことができます。

 

今回は、胸郭の基礎知識
&アシスティックの解説
についてご紹介しました。

固くなった胸郭の動きを引き出すには、
アシスティックストレッチベーシック
がオススメです。

アシスティックによる
ルーティンセブンは
アッパーコアと言われる胸郭部分を
動かして整えるという運動になります。

ストレッチポールの運動と
組み合わせることで、
さらにクライアントの姿勢や
動きのコンディショニング指導を
効果的に進めることができます。

ご興味ある方は、
ぜひ受講してみてくださいね。

それでは、
来週もお楽しみに^^
【アシスティックストレッチベーシックの詳細はこちら】
https://jcca-net.com/assistick/

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