横隔膜の基礎知識 ~コアを安定させ、楽に動く為に~【コアコンニュース】

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​2023.06.02コアコンニュース
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【メインテーマ】
横隔膜の基礎知識
~コアを安定させ、楽に動く為に~
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こんばんは♪
綿貫です。

呼吸が浅くなってしまう方の
デメリットとして、

・太りやすくなる
・身体の不調が出やすい
・パフォーマンスが上がらない

などがあげられます。

つまり、呼吸が上手くできない
イコール
コアの不安定さに
繋がってしまうのです。

なぜならば、
呼吸のスイッチでもある横隔膜が
インナーユニットの一つを
構成しているからです。

今回は、重要な筋肉であり
様々な役割のある横隔膜について
ご紹介します。

1.横隔膜の基礎知識と構造

横隔膜は肋骨の下面にドーム状に付着しており、
起始部は、胸骨部、肋骨、腰椎から始まり
停止部は、腱中心に集合します。

筋肉の動きとして
呼吸の吸気時に収縮下制し、
胸腔内を拡張します。

<機能>
胸腔と腹腔を隔て
体内に空気を取り込みます。

また、胸腔を拡張するために
胸郭のモビリティにも
大切になってきます。

インナーユニットは
横隔膜、骨盤底筋群、腹横筋、多裂筋
から構成されるため
コアの安定にも働きます。

横隔膜はコアを上から
蓋をするように位置しており、
収縮時に下制することで
腹腔内圧を一定に保つ役割があります。

2.機能不全

横隔膜の機能が低下すると
吸気時に横隔膜の下制が
起こりにくくなります。

そのため腹腔内圧が低下し、
コアの不安定性に
繋がってしまいます。

コアが不安定になると
腰椎も不安定になり
腰痛などを引き起こしやすくなります。

また、横隔膜が下制しないと
腹式呼吸がうまく行えないため
胸式呼吸になりやすく、
肩周りの筋肉が緊張し
肩こりになる場合もあります。

さらに、胸式呼吸は
交感神経を優位にするため
自律神経も乱れやすく
不調が起こりやすくなります。

その他にも、
横隔膜が収縮することで
胸郭が拡張するため、
横隔膜の機能不全が起こると
胸郭のモビリティも低下し
浅い呼吸になってしまったり
脊柱の可動性も
低下しやすくなります。

3.予防・改善アプローチ

機能不全を防ぐ為にも
まずは胸郭のモビリティを獲得しましょう。

横隔膜が下制しやすくなり
適切に機能し始めます。

その後、インナーユニットの活性化
までを行うことで、
日常やスポーツにおいて
横隔膜が適切に機能するようになり、
不調の改善や予防、
パフォーマンスアップに繋がっていきます。

<ソラコンのクレッセント>

ポールに乗ったとこから片手を広げ、
脚を反対側に倒すようにすることで
体幹の側屈と回旋が起こり、
胸郭の伸長効果が得られます。

<ひめトレ>

ひめポールに乗り呼吸を行うことで、
呼吸に合わせて胸郭が広がることに加え、
横隔膜を含む
インナーユニットを活性化させます。

ぜひ、やってみてくださいね。

今回は、
「横隔膜の基礎知識」
についてお伝えしました。

コアコンピラミッドにもあるように
緩めて歪みを整えつつ
コアを活性化し安定させていく
この順番で行うことで
楽に動ける身体作りに繋がります。

今回ご紹介した
ソラコンは、
胸郭の歪みを整える
エクササイズです。

さらにひめトレは、
コアの活性化に特化した
エクササイズです。

ぜひ両方を上手く活用して
楽に動ける身体作りに
役立ててくださいね。

【 ひめトレベーシックの詳細はこちら 】
https://jcca-net.com/himetore/

【 ソラコンの詳細はこちら 】
https://jcca-net.com/perusoraplus/

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