胸郭の基礎知識&アシスティック解説【コアコンニュース】

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​2023.04.28コアコンニュース
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【メインテーマ】
胸郭の基礎知識&アシスティック解説
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こんばんは♪
綿貫です。

長く続いたマスク生活により
呼吸が浅くなっている人が
増えているようです。

そうなるとだんだん肩が内側に入り
その状態で胸郭の可動性が失われると
いわゆる「猫背姿勢」
になってしまう方も
多くなってしまいます。

しかし本来は、
日常動作でもスポーツ動作でも
大きな可動域が必要とされているのが
胸郭です。

ちょっと残念な未来の話をすると・・・

・なかなか姿勢が改善しない
・頑張っているのに
パフォーマンスが上がらない
・肩こり腰痛など身体の不調が増えた

1つでも当てはまるものがあれが
胸郭の固さも関係する場合があります。

胸郭は無意識のうちに
間違った姿勢や動作を繰り返すことで
可動性を失いやすい部分でもあります。

そうならないためにも
意識的に胸郭を動かし
本来の可動性を取り戻しましょう。

今回は、胸郭の基礎知識と
可動性を高めるエクササイズについて
ご紹介します。

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1.胸郭の基礎知識

胸郭は胸椎、胸骨、肋骨の
3つから構成されます。

カラダの各関節には
可動性と安定性の役割が決まっており
脊柱では、
・頸椎は安定性
・胸椎は可動性
・腰椎は安定性
の役割があります。

胸郭に含まれる肋骨は
胸椎と繋がっているため
肋骨の動きが重要です。

肋骨の動きは2つに分けられ、
上部肋骨は上下に動き
(ポンプハンドルモーション)
下部肋骨は横方向に動きます
(バケツハンドルモーション)。

手を上部肋骨と下部肋骨に当てて息を吸うと、
広がる方向が違うことが感じられると思います。

肋骨が動かない、胸椎が動かない
=胸郭の動きが制限されると
カラダに機能不全が生じます。

例えば、呼吸が浅くなる、自律神経乱れる、
肩こり腰痛のリスク上がるなどが挙げられます。

2.アシスティック種目解説

胸郭の可動性を促すのに
オススメなエクササイズが、
「アシスティック」
を用いたエクササイズです。

※アシスティック・・・
肩まわりや脊柱の機能的な運動を
アシストする棒(スティック)

<アシスティック種目 腕4の紹介>

今回は「腕4」の
最終ポジションの動きを解説します。

腕4の最後の動きでは
アシスティックのサポートを活用しながら
肩の可動域を高めます。

その際の肩関節と肩甲骨、
胸郭の動きが以下になります。

・片側の肩関節が2ndポジションにて外旋する
・肩甲骨は後傾
・一側の肩関節の外旋のため胸郭はねじれる

胸郭は肩関節や肩甲骨と連動して動くため
胸郭の可動性を高める際は
肩関節と肩甲骨の動きも考慮すると、
よりスムーズに動かすことができます。

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今回は、
「胸郭の基礎知識&アシスティック解説」
についてお伝えしました。

固くなった胸郭の動きを
引き出すには、
アシスティックストレッチベーシック
がオススメです!

この講座では、アシスティックによる
ルーティンセブンで
アッパーコアと言われる
胸郭部分を動かして整える運動が学べます。

ストレッチポールの
ベーシックセブンと組み合わせることで
クライアントの姿勢改善や動きの改善を
効果的に進めることも出来ます。

ご興味ある方は、
ぜひ参加してみてくださいね。

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