腹横筋の評価方法【コアコンニュース】

コアコンニュース

2023.04.07コアコンニュース
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【メインテーマ】
腹横筋の評価方法
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こんばんは♪
綿貫です。

・パフォーマンスアップ
・ダイエット
・不調改善

これらを叶えるためには、

A)まずは、
身体の状態を整えておくこと
B)身体をとにかく動かすこと

どちらが大切だと思いますか?

私は、どちらも大切だと思います。

整えただけだと
その状態は、すぐに崩れてしまい
せっかくの良い状態を
キープすることが難しいですよね。

また身体が整っていない状態で動くと
運動の効率も悪く、
ケガに繋がる恐れもあります。

ですから、
整える、動かす
どちらも大切で、
どちらが欠けても
クライアントのなりたい姿には、
近づきません!

今回は、
自分で整えて動くまでの準備ができるように
整えるために必要な
関節モビライゼーションと
その活用方法をお伝えします。

関節の動きやメカニズムを理解して、
効率良く、クライアントのなりたい姿に
導いてあげましょう!

 

1.モビライゼーションとは

関節に、痛みや硬さがあったり
可動性が低下している部分に対して
他動的に動かし可動させることを
目的とした治療方法です。

モビライゼーションには
3カテゴリーのアプローチがあります。

①軟部組織へのアプローチ
筋膜リリース、随意収縮を用いたリリース
(ホールドリラックス)
ストレッチングetc.

②関節へのアプローチ
関節モビライゼーション

③神経へのアプローチ
神経モビライゼーション

2.関節モビライゼーションの
メカニズムとポイント

関節内の異常(可動域低下や痛みなど)に対して、
他動運動にて骨を動かし改善を図ります。

その際に考慮すべきことが2つあります。

<ゆるみの肢位としまりの肢位>

関節にはゆるみの肢位としまり肢位があり、
ゆるみの肢位では周囲組織が緩んでいる状態で
関節の接触面積が最も低いため、
骨を他動的に動かしやすくなります。

例)肩関節
ゆるみの肢位:55°外転・30°水平内転
しまりの肢位:外転・外旋

しまりの肢位とは、
関節周囲の組織の緊張が高いため
関節面が密着しており
関節の適合性が最も高く、
外力に対して安定しています。

関節モビライゼーションは
ゆるみの肢位で行います。

<副運動(関節の遊び)>

副運動とはゆるみの肢位で
他動的に生じる関節面の動きのことです。
離開や圧迫、滑り、転がり、
軸回旋などがあります。

関節モビライゼーションは
基本的に他動的に行いますが、
ストレッチポールを使うことで
セルフで似た効果を得ることができます。

<ストレッチポールを使って
セルフで行う股関節の事例>

仰向けになり、左右のふくらはぎを
横置きストレッチポールの上に乗せ脱力し
股関節を内外旋させます。

股関節は軽度屈曲・外旋位が
緩みの肢位となるため、
足を床に置いた状態ではなく
ストレッチポールに足を乗せることで
足の重さが取り除かれ、
リラックスした状態で
モビライゼーションが行えます。

力みが生じると骨が動かないため、
他動的に行う際もセルフで行う際も
リラックスできる状態を作って
行いましょう。

 

今回は、
「関節モビライゼーション」
についてお伝えしました。

ご紹介したエクササイズは、
「アドバンストⅠ」セミナーにて
詳しく学ぶことができます。

このセミナーでは、この他にも
関節を緩めて整えていく方法だけでなく、
コアの安定性獲得のエクササイズも
学ぶことができます。

ご興味ある方は、
ぜひ参加してみてくださいね。

【 アドバンストⅠⅡセミナーの詳細はこちら 】
https://jcca-net.com/realignment/

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