2023.03.010コアコンニュース
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【メインテーマ】
僧帽筋の基礎知識
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こんばんは♪
綿貫です。
パソコン、携帯を見ている時など、
集中すると、
背中が丸くなってしまう!
そのような方は、
ここのトレーニングは、
欠かせません^^
というくらいとても大切な筋肉。
大きな筋肉であり
機能や役割も多数あるのに
意外と繊細で
他との協調がないと
うまく体を動かせない。
そして、
そのバランスが崩れると
体に負担がかかってしまう。
今日は、そんな、
ちょっとかまってあげたくなるような筋肉^^;
僧帽筋についてご紹介します。
僧帽筋の特徴を知ることで
より効率良く、
姿勢改善
肩こり腰痛改善
パフォーマンスアップなどの
トレーニング指導ができます。
1.僧帽筋の基礎知識と構造
僧帽筋は
上部線維、中部線維、下部線維の
3つの筋肉から構成されます。
・上部線維:肩甲骨挙上
・中部線維:肩甲骨挙上、内転、上方回旋
・下部線維:肩甲骨下制、上方回旋
3つの動きは異なりますが、
手を挙げる際には3つが同時に収縮することで
肩甲骨の上方回旋を促しています。
<機能>
日常では肩の屈曲や外転など、
上肢を動かす際に
肩甲骨の上方回旋を促すことで
肩こりや四十肩、五十肩など
肩を痛めないための
動きをサポートします。
また、中部線維は
肩甲骨内転の働きがあるため
猫背にならないよう
姿勢保持に働きます。
スポーツ動作では、
ラグビーやアメリカンフットボールなど
タックルがあるスポーツにおいて
僧帽筋上部がより発達しやすい
と言われております。
これは僧帽筋上部が頸部に付着しており
タックル時、頸部を守るために
僧帽筋上部が働くからです。
2.よくある機能不全
<日常生活において>
■僧帽筋下部の機能不全が起こると
僧帽筋上部が過剰に収縮してしまい
肩こりを引き起こします。
また、僧帽筋下部の機能不全が起こると
上方回旋が促されなくなるため
手を挙げた際に肩関節にて
インピンジメントが生じ
将来的に肩関節周囲炎などになる
リスクが高まります。
■僧帽筋中部の機能不全が起こると
肩甲骨が正常より外転位になり
猫背や円背などの
不良姿勢になりやすいです。
<スポーツの現場で>
■僧帽筋下部の機能不全が起こると
頸部を守るための筋力が不十分なため、
タックルをした際に
頸部が過剰に動いてしまい
痛めるリスクが高まります。
3.予防・改善アプローチ
<バックエクステンション>
胸椎の伸展を出すことで
僧帽筋下部を強化することができます。
また、バックエクステンションで
両手を挙げた状態をキープしながら
肘を屈曲し頭の方へ近づけることで、
より僧帽筋下部への
収縮を促すことができます。
僧帽筋は上部・中部・下部の
全てが機能していることが
日常動作でもスポーツ動作でも
カラダを痛めないためには重要です!
バランス良く整えていきましょう。
今回は、
「僧帽筋の基礎知識」
についてお伝えしました。
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