足部3つの役割と姿勢の関係【コアコンニュース】

コアコンニュース

2023.03.03コアコンニュース
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【メインテーマ】
足部3つの役割と姿勢の関係
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こんばんは♪
綿貫です。

昨日は、コアコンを伝えている
専門学校の卒業式でした。
「先生、メルマガ読んでるよ!」
と言われ、とても嬉しかったです。
励みになります^^
それでは、
今週もよろしくお願いします!

みなさん。
姿勢やカラダの動きに
大きく影響を与える関節!

どの関節を想像しますか?

。。。

今、想像されたもの
どれも正解だと思います。

私が、その中でも
特に注目しているのが
足部周りの関節です。

なぜならば、
私たちは、2本の足で
立って歩いているからです。

足部の機能低下は、
運動的に他の関節へも影響を及ぼし
姿勢や動きの崩れを引き起こします。

早い話が、土台の足元を
安定させないと
全部崩れる!って話です。

今日は、姿勢・動きにとって
とても大切な
『足部』に関してのお話しです。

1.足部3つの役割

①土台の役割
足部は、唯一地面と接する部位で
カラダを支える土台の役割があります。

更に、適切な姿勢を保つためには
骨が綺麗に積み重なる必要があります。

積み木は、下から順番に
綺麗に積み重なって安定しますが
ジェンガのように位置がズレて
積み上がってしまうと
不安定になりますよね。

カラダの骨も同様で
骨を綺麗に積み上げるためにも
土台である足部は、
とても重要な部分です。

②重心のコントロール
カラダには機械受容器があり
外部からの刺激を感知して
脳に情報を伝え、
脳はカラダに対して
適切な反応を取るための指令を出します。

特に足底には機械受容器(メカノレセプター)
が豊富なため、
重心のコントロールを
行うことができます。

③衝撃吸収
足部の骨は弓なりに並んでおり、
荷重がかかった際に
足底腱膜が張ることで
衝撃を吸収することができます。

2.足部と姿勢の関係

「運動連鎖」を理解することで
姿勢の崩れや代償動作が起きた際に、
どの部位に問題があるのか
見当をつけることができます。

また、一つの部位だけでなく
他の部位に、
どのように影響するかも
見抜くことができます。

Ⅰ.上行性運動連鎖
足部から姿勢に
大きく影響を与える運動連鎖が
上行性です。

足部が回内・回外をすると
上位の関節は以下のように反応

<足部回内>
下腿内旋→膝屈曲・外反
→股関節屈曲・内転・内旋
→骨盤前傾・前方回旋
→体幹側屈・肩下制

<足部回外>
下腿外旋→膝伸展・内反
→股関節伸展・外転・外旋
→骨盤後傾・後方回旋
→体幹側屈・肩挙上

Ⅱ.下行性運動連鎖
上行性運動連鎖とは反対に
骨盤の動きが
足部まで
影響を与える運動連鎖が
下行性です。

骨盤が前傾・後傾すると
下位の関節は以下のように反応

<骨盤前傾>
股関節屈曲・内転・内旋
→膝伸展・外反
→足関節底屈・回内

<骨盤後傾>
股関節伸展・外転・外旋
→膝屈曲・内反
→足関節背屈・回外

運動連鎖を理解することで
足部の動きから、
膝の動きや体幹の動きを推測でき
ケガのリスク等を考えることができます。

特に足部からの運動連鎖が
上手く機能してないと
・膝など特定の部位に負担がかかるため
ケガに繋がりやすい
・股関節や肩甲骨(上肢)まで影響する
など、身体の動き全体に関わってきます。

足部の機能を整えることに加えて
各関節の運動連鎖を整えることを
行うことが重要です。

今回は、
「足部3つの役割と姿勢の関係」
についてお伝えしました。

運動連鎖を知ることは、
運動指導において
とても大切なポイントです。

「コアから見る動きの評価」
にて、理にかなった
本来の動き・運動連鎖を理解し、
「コアコーディネーション」
で学ぶエクサアイズにて
その人なりの理想の動きに近づけて
あげませんか。

この講座を受講していただくことで
クライアントのお悩みに
最短で近づけるヒントが得られると思います。

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