骨盤の歪み【コアコンニュース】

コアコンニュース

2023.02.24コアコンニュース
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【メインテーマ】
骨盤の歪み
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こんばんは♪
綿貫です。

肩こり、腰痛といった不定愁訴
ウエストの左右差、お尻が垂れる
足のラインの問題

これらに関与するのが
骨盤の歪みです。

しかし、
骨盤は、日常生活の悪い癖で
すぐに歪むようにできています^^;

ただ、その特徴や仕組みを理解することで
予防・改善することは可能です。

ぜひ関節の仕組みを理解して
骨盤の歪みにアプローチしてみてくださいね。

1.関節のしまりの位置と緩みの位置の概念

各関節には、しまりの肢位である
CPP(close packed position)
緩みの肢位である
LPP(loose packed position)
言われる決まったポジションがあります。

■CPPの特徴:
安定性が高い
関節面のハマりが良い(適合性が高い)ため、
関節包や靭帯の緊張が高い状態です。

■LPPの特徴:
可動性が高い
「緩み」という名の通り、
関節面のハマりが緩い(適合性が低い)ため、
関節包や靭帯の緊張が低い状態です。

CPP,LPP
実は、どちらも
メリットデメリットがあります。

例えば腕を強く引っ張られた時など、
肩の関節が緩いと脱臼する恐れがあるため、
この場合は関節がCPPにあることで
安定性を高めることができます。

反対に、リラックスをして筋肉を緩めたい際に
関節がCPPにあると関節面の緊張が高いため
緩めにくくなります。

そのためリラクゼーションや
モビライゼーションを行う際は、一旦
LPPに関節を誘導することも求められます。

2.骨盤の歪みについて

骨盤は、寛骨2つ、仙骨、尾骨と
仙腸関節と恥骨結合により構成されており、
骨盤の歪みは、仙腸関節の位置関係
が多きく関与します。

骨盤の歪みは、前傾後傾に加え、
左右への回旋(捻れ)も加わります。

そのため仙腸関節の
位置関係が歪みと
密に関わってくるのです。

また、
仙腸関節では、仙骨が前傾するとCPP、
仙骨が後傾するとLPPになります。

仙腸関節はわずかしか動かない
と言われていますが、
仙腸関節は体の中心部にあるため、
中心部の動きがわずかでも末梢(足先)
や頸椎方面に行くほど
その動きの影響は大きくなります。

骨盤は仙骨が後傾しているLPPだと
関節の適合性が低いため歪みやすくなり、
腰痛や肩こりなどの不調のリスクも高くなります。

歪みの評価は、骨盤の前後傾のみでなく
仙腸関節の位置関係や仙骨の左右への傾き
なども評価し、骨盤がどの様に歪んでいるのか
3Dで理解することが大切です。

3.骨盤の歪み予防・改善法

・ペルコンのフロッグキック
ストレッチポールに乗った状態で
片足を伸ばし、
股関節を内旋から引き寄せ
外旋方向に開いて伸ばす
を繰り返すエクササイズです。

仙骨にポールが当たった状態で、
股関節を動かすことで
仙腸関節も動き、
骨盤の歪み改善が期待できます。

今回は、
「骨盤の歪み」
についてお伝えしました。

骨盤の歪みは、よくあることですが、
仙骨や仙腸関節がどの方向に
向いているのかを把握することも
大切です。

これらをしっかり学ぶには、
「骨盤アプローチの基礎知識」セミナー
がオススメです。

さらに、歪みの改善予防は、
「ペルコン」セミナーで
バリエーションを増やしてみては
いかがでしょうか。

ご興味のある方は、
ぜひ受講してみてくださいね。

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