鍛える前に知っておきたい!運動学習【コアコンニュース】

コアコンニュース

2023.02.17コアコンニュース
◇━━━━━━━━━━━━━◆◇◆
【メインテーマ】
鍛える前に知っておきたい!
運動学習
◆◇◆━━━━━━━━━━━━━◇

こんばんは♪
綿貫です。

あの子は、
運動神経が良い!

よく使われる言葉ですよね。

誰だって、良い運動神経を
身につけたいと
一度は思うのではないでしょうか。
私はそう思います^^;

でも、どうやったら
「運動神経」って身につくのでしょう・・・

方法は、たくさんあります。
今日は、その中の1つ
「運動学習」について
お伝えしますね。

 

1.運動学習とは

運動学習の定義は、
修練や経験に基づく一連の過程であり
結果として技能的行動を用いて得る能力の
比較的永続的な変化をもたらすもの
とされています。

早い話が、
新しい経験(動作)をする際に
「どうカラダを動かすのか」
動きを習得する過程が運動学習です。

これには、
先天的に身についていくものと、
後天的に身につくものがあります。

先天的には歩く・話すなど
成長の早い段階に獲得されるもの、
後天的には字を書く・自転車に乗るなど
文化的な背景により獲得されるものです。

スポーツでは
後天的スキルを伸ばすことが多いです。

後天的スキルは、
その人が身につけた基本機能を活用して
習得される運動機能であるため
模倣をしたり大人に教えてもらったりと
経験を積まないとできるようになりません。

そのため後天的スキルを伸ばすためには、
ベースとして先天的スキルが
獲得されている必要があります。

先天的スキルを身に付ける過程が、
生後約1年の発育発達になります。

2.発育発達が獲得されていないと起こる状態

生後1年の発育発達が、何らかの影響で
上手く行かなかった場合、

・動作の応用ができない
・一つのスポーツしかできない
・ケガをしやすい
などが起きやすくなります。

子供の頃の歩行までに獲得する
動作一つ一つを
子供に限らず成人してからも
適切に行えていることが、
スポーツパフォーマンス向上や
ケガの予防には重要です。

今回は、ハイハイで獲得する
肩、股関節周りの安定性
可動性に関わる
アプローチをご紹介します。

3.予防・改善アプローチ

<ネコ体操>
目  的:脊柱の動き、肩甲帯・
股関節の安定性
方  法:四つ這いになり前後に
重心移動させたり
前後左右に移動する
ポイント:左右移動は胸や肩を
意識して動かす

発発の動きを習得することで
カラダのコントロールができるようになり、
より後天的スキルを伸ばすことに繋がります。

テクニックを身に付ける前に
動きのベース作りとして取り入れてみましょう。

 

今回は、
「運動学習」
についてお伝えしました。

子供の発育発達に沿って作られた
『コアキッズ体操』は、
ツールを使わずに行えるコアコンとして
子供だけでなく、学生や大人にも
活用できる内容です。

ぜひ、運動学習の1つの要素として
取り入れてみませんか。

これを元にしたウォーミングアップにより
全国大会優勝など多くの目標達成に
繋げた指導者の方もいらっしゃいます^^

ご興味のある方は、
ぜひ受講してみてくださいね。

【コアキッズ体操セミナーの詳細はこちら】
https://jcca-net.com/kids/

コメント