ストレートネック【コアコンニュース】

コアコンニュース

2023.01.27コアコンニュース
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【メインテーマ】
ストレートネック
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こんばんは♪
綿貫です。

最近、急に
・肩がこる
・腰がつらい
・首がつらい
と訴え出したお客様。

よくよくお話を聞いてみると
これらの不調の原因は、

スマートフォンを
買い替えたこと!

と判明しました。

新しい機能に慣れるために
1日何時間も
しかも、何日間も
続けてみていたそうです。

よくある話ですが、
これが現代よくある
「ストレートネック」
という機能不全です。

今回は、ストレートネックについての
知識や予防改善アプローチを
お伝えしますね!

1.ストレートネックって?

<ストレートネックとは>
姿勢不良による
頸椎のアライメントが崩れた状態。
これにより、様々な不調が生じます。

ヒトのカラダの理想的はアライメントは、
横から見た際に、各ランドマーク
・外果(外くるぶし)2~3㎝前
・膝蓋骨後面
・大転子
・肩峰
・耳垂
が、縦一直線に並んでいる状態です。

ストレートネックの場合は
頭部が前方突出していることが多く、
耳垂が肩峰より前に位置します。

また適切なアライメントでは、
脊柱は生理的な弯曲(S字カーブ)
を描くため頸椎は前弯をしています。

しかしストレートネックでは
頭部が前方突出しているため
頸椎の弯曲がフラット(ストレート)
に近い状態なのです。

<症状>
肩こりや頸部の痛み、頭痛、めまい、
上肢のしびれなどがあります。

また、ストレートネックの状態が長く続くと
頸椎ヘルニア等になるリスクも高まります。

<原因、発生メカニズム>
ストレートネックになる原因の一つが
姿勢の崩れです。

頭部が前方突出すると
頸部や肩周りの筋肉に負担がかかり
痛みが生じたり、
頸椎の神経が圧迫されて
しびれが生じたりします。

さらに、姿勢が崩れてしまう要因は、
胸椎可動性低下とコアの不活です、

可動性が求められる
胸椎の可動性が低下すると、
本来、安定性の役割がある
頸椎が動きすぎてしまい
結果、頭部が前方突出します。

また、コアの不活により
腰椎の安定性が低下し、
胸椎後弯が強くなり
頭部が前方突出する場合もあります。

頭部は約5㎏あると言われており、
ボーリング玉ぐらいの重さがあります。
重い頭部をコントロールすることが
頸部を守る上では重要になります。

2.アシスティックでの予防・改善アプローチ

脊柱、肩甲骨、上肢の
運動連鎖を高めるエクササイズツールで
お勧めがアシスティックです。

予備運動の
「ニュートラルツイスト」
・ポジション:
椅子に腰掛けアシスティックを
首の後ろに当てて持つ
・動き:
アシスティックを水平にしたまま
左右に体幹を回旋

アシスティックを首の後ろに当てて持つことで
肩甲骨と脊柱が一体となって
回旋しやすくなります。

また、体幹屈曲の
代償動作なども入りにくいため
適切な姿勢での回旋を促すことができます。

頭の位置を整えた状態で
回旋動作を学習することで、
首への負担を軽減できるため
お勧めです^^

今回は、
「ストレートネック」
についてお伝えしました。

胸郭の可動性を取り戻し
動きやすい身体にしていくには、
「アシスティックストレッチベーシック」
セミナーがオススメです。

実技中心となっておりますので
現場でもすぐに使える
内容となっております。

ご興味のある方は、
ぜひ受講してみてくださいね。

【アシスティックストレッチベーシックセミナーの詳細はこちら】
https://jcca-net.com/assistick/

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