横隔膜の基礎知識【コアコンニュース】

コアコンニュース

2023.01.20コアコンニュース
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【メインテーマ】
横隔膜の基礎知識
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こんばんは♪
綿貫です。

みなさ~ん!

ちょっと背骨をまる~くして
呼吸してみてください。

次に、自分なりの良い姿勢を作り
再度呼吸してみてください。

何が違いますか?

良い姿勢にした方が
・何倍も空気が入る
・肩、腰が楽
・頭が軽い
・下腹が凹む
・なんとなく自信出てくる^^;

などなど、
良さそうな事たくさんありますよね。

これ、何が変わったかというと
姿勢もそうなんですが、
横隔膜がきちんと働く環境になったのです。

呼吸に関係するなど
生きていく上でも大切な横隔膜!
今回は、この基礎知識をご紹介します。

1.横隔膜の基礎知識と構造

横隔膜は肋骨の下面にドーム状に付着

<起始>
肋骨部=第7~12肋骨弓下縁
腰椎部=第1~3腰椎椎体、他
胸骨部=剣状突起

<停止>
腱中心

<機能>
・胸腔と腹腔を隔て体内に空気を取り込みます。

・呼吸の吸気時に収縮し下制し、
胸腔内を一定に保ちます。

・胸腔を拡張するため
胸郭のモビリティにも関わります。

・インナーユニットは
横隔膜、骨盤底筋群、腹横筋、多裂筋から
構成されるためコアの安定にも働きます。

2.機能不全

横隔膜が働きにくくなることで
以下のようなデメリットに
繋がってしまいます。

まず、横隔膜の機能が低下すると
吸気時に横隔膜の下制が起こらなくなり
そのため腹腔内圧が低下し、
コアが不安定になります。

コアが不安定になると
腰椎が過剰に動いてしまい、
腰痛などを引き起こしやすくなります。

さらに、横隔膜が下制しないと
腹式呼吸が行えないため
胸式呼吸になりやすく、
肩周りの筋肉が緊張し
肩こりにも繋がってしまいます。

また、胸式呼吸は交感神経を優位にするため、
自律神経も乱れやすく
不調の原因になります。

その他にも、
横隔膜が収縮することで胸郭が拡張するため、
横隔膜の機能不全が起こると
胸郭のモビリティも低下しやすく、
浅い呼吸になることで、
・脊柱の可動性も低下
・パフォーマンスが下がる
・ダイエットしにくい身体になる
・睡眠不足
など、負のループに陥ってしまいます。

3.予防・改善アプローチ

負のループにならないように
胸郭のモビリティを上げて、
横隔膜の動きを取り戻しましょう。

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オススメエクササイズ
<ソラコンのクレッセント>

ポールに乗ったとこから片手を広げ、
脚を反対側に倒すようにすることで
体幹の側屈と回旋が起こり
胸郭の伸長効果が得られます。
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まずは胸郭のモビリティを獲得し、
横隔膜の動きを引き出しましょう。

その後、適切な腹式呼吸を行い
インナーユニットの活性化に繋げます。

これを続けることで、
日常やスポーツにおいて
横隔膜が適切に機能するようになり、
これが、不調の改善や予防、
パフォーマンスアップにも繋がっていきます。

今回は、
「横隔膜の基礎知識」
についてお伝えしました。

胸郭の動きを引き出し
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現場でそく使える内容になっています。

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もう少し知識を深めたい方は、
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解剖学的理論を学ぶことで、
より説得力ある指導に
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