ニュートラルポジションとは【コアコンニュース】

コアコンニュース

2022.12.16コアコンニュース
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【メインテーマ】
ニュートラルポジションとは
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こんばんは♪
綿貫です。

・右の肩が下がっています。
・骨盤が前傾しています。
・腰が反っています。

姿勢を評価するときに
よく聞く言葉ですよね。

これは、何かと比較して伝えていると
思うのですが、では、
何と比較しているのでしょうか?

比較するには、必ず基準となるものが
必要になってきますよね。

そんな姿勢の基準と言われるのが
今回お伝えする
ニュートラルポジションです。

私もここが理解できたとき
運動指導の成果が
グッとアップしたことを
覚えています^^

大切な部分だと思うので
ぜひ、読んでくださいね。

 

1.ニュートラルポジションとは

ニュートラルとは中間とういう意味のため、
身体では中間姿勢のことを
ニュートラルポジションと言い、
一般的に言われる
「良い姿勢」のことを意味します。

ニュートラルポジションは、
関節や筋肉、靭帯が効率良く働くことができ、
胸郭や腹部の内臓に最も負担をかけない
理想的なポジションになります。

また、ニュートラルポジションは
立位姿勢や、仰向け、四つ這いなど、
各姿勢で全体として見たり、
肋骨、脊柱、骨盤など
部位ごとで
ニュートラルポジションが取れているか
を細部で見ることもあります。

例)立位姿勢のニュートラルポジション

矢状面上で
耳垂、肩峰、大転子、
膝蓋骨後面、外果前方が
一直線に揃っている

姿勢ごと、部位ごとの
ニュートラルポジションを理解できていると、
カラダを動かす際に
効率良く動かすことができ、
パフォーマンスを高めることができます。

また、運動指導者としては、
適切な動きを促すために、
ニュートラルポジションを
理解していることも大切だと思います。

2.ニュートラルポジションに導くために鍛えるべき筋肉

今回は脊柱と骨盤をニュートラルに保つために
必要な筋肉についてお伝えします。

<脊柱と骨盤のニュートラルポジション>

仰向けで寝た時に、顔が床と並行、
肋骨とASISが同じ高さにある
腰部と床の隙間が手のひら一枚分

上記ポジションになるために
必要な筋肉の一つが
インナーユニットと言われる筋肉です。

インナーユニット
(腹横筋、横隔膜、骨盤底筋群、多裂筋)の
4つが機能していると
脊柱と骨盤のニュートラルが
取りやすくなります。

またその他の重要な筋肉としては、
単関節筋があげられます。

単関節筋はまたぐ骨が一つのため
関節の「安定」長けています。

早い話が、単関節筋は、
姿勢をコントロールする役割があり、
適切に機能していないと
姿勢の崩れにも繋がるのです。

例えば、股関節。
梨状筋を除く深層外旋六筋は、
単関節筋肉で、
骨盤・股関節を安定・
コントロールするために
重要な筋肉です。

特に、脊柱と骨盤は
身体の中心部分であるため、
姿勢や動きの中でニュートラルポジションが
保てているかという視点で
カラダを見てみましょう。

今回は、
「ニュートラルポジション」
についてお伝えしました。

「アドバンストセブンⅠ」セミナーでは、
今日お伝えした、
ニュートラルポジションの概念を学び
指導に活かすことができます。

さらに、
「アドバンストセブンⅡ」セミナーでは、
姿勢の評価からクライアントに
ニュートラルポジションとの違いを
明確に示すことができます。

クライアント自身の姿勢に気づきを
与えることで
説得力のある指導も可能になります。

ご興味のある方は、
ぜひ受講してみてくださいね。

【アドバンストセブンセミナーの詳細はこちら】
https://jcca-net.com/realignment/

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