足部3つの役割と姿勢との関係【コアコンニュース】

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2022.9.30コアコンニュース
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【メインテーマ】
足部3つの役割と姿勢との関係
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こんばんは♪
綿貫です。

姿勢や動きの崩れに
に大きく影響を与える関節・・・

みなさんは、どの関節を想像しますか?



今、想像された関節。
どれも正解だと思います!

その中でも、私が特に注目しているのが
足部です。

なぜならば、
私たちは、立って
2つの足で歩いているからです。

足部の機能低下は、
連鎖的に他の関節への影響を与え
姿勢や動きの崩れを起こします。

早い話が
土台の足元を安定させないと
上を整えても
また、崩れるって話です^^

そのためにも足部と身体の
繋がりを知ることは、大切です。

私は、お客さまの評価をする時には、
ここを本当に大切にしています!
今回は、その辺りのお話をご紹介します。

1.足部3つの役割

①土台の役割
足部は唯一地面と接する部位であるため
カラダを支える土台の役割があります。

更に、私たちが
適切な姿勢を保つためには
その土台の上に、
骨が綺麗に積み重なる必要があります。

積み木は、下から順番に
綺麗に積みあがっていると安定しますが
ジェンガのように位置がずれて積みあがると
不安定になりますよね。

カラダの骨も同様で、
骨を綺麗に積み上げるためにも
重要な部位が足部なのです。

②重心のコントロール
カラダには機械受容器があり
外部からの刺激を感知して脳に情報を伝えます。

そこから、脳はカラダに対して
適切な反応を取るための
指令を出します。

特に足底には機械受容器(メカノレセプター)
が豊富なため、体重が偏って乗った際に
転倒しないよう重心のコントロールを
行うことができます。

③衝撃吸収
足部の骨は弓なりに並んでおり、
荷重がかかった際に足底腱膜が張ることで
衝撃を吸収することができます。

2.足部と姿勢の関係

姿勢・動きの評価の一つ考え方として
「運動連鎖」があります。

これを知ることで
姿勢の崩れや代償動作が起きた際に
どの部位に問題があるのか
見当をつけることができます。

また、間違った動きが
一つの部位だけでなく
他の部位にどのように影響するか
も見抜くことができます。

Ⅰ.上行性運動連鎖

足部から姿勢に大きく影響を与える
運動連鎖が上行性です。

足部が回内・回外をすると
上位の関節は以下のように反応します。

<足部回内>
下腿内旋
→膝屈曲・外反
→股関節屈曲・内転・内旋
→骨盤前傾・前方回旋
→体幹側屈・肩下制

<足部回外>
下腿外旋→
膝伸展・内反
→股関節伸展・外転・外旋
→骨盤後傾・後方回旋
→体幹側屈・肩挙上

Ⅱ.下行性運動連鎖

上行性運動連鎖とは反対に
骨盤の動きが足部まで影響を与える
運動連鎖が下行性です。

骨盤が前傾・後傾すると
下位の関節は以下のように反応します。

<骨盤前傾>
股関節屈曲・内転・内旋
→膝伸展・外反
→足関節底屈・回内

<骨盤後傾>
股関節伸展・外転・外旋
→膝屈曲・内反
→足関節背屈・回外

運動連鎖を理解することで足部の動きから、
膝の動きや体幹の動きを推測でき
ケガのリスク等を考えることができます。

今回は
「足部3つの役割と
姿勢との関係」
をご紹介しました。

更に、運動連鎖を機能させるためには
足部の機能を高めることに加え、
脊柱や体幹の機能を整えることも重要であり、
ストレッチポールでのベーシックセブンは
手軽でオススメです。

ご興味ありましたら、
ぜひご参加くださいね。

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