2022.9.16コアコンニュース
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【メインテーマ】
子供の体の特徴から紐解く
指導において大切なこと
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こんばんは♪
綿貫です。
子供に筋トレは、必要ない!
ってよく聞きませんか?
でもなぜなのでしょう。
子供は、神経系、骨格、筋肉
全て発達段階の途中だからです。
つまり、
大人が何気なくやれていることが
またそこが成長しきれていなく
負担になってしまう場合がある
ということです。
私の知り合いのアスリートも
子供の頃に、
筋トレやたくさんの技術を教えられ
大人になってから、怪我が増えてしまった
という方もいらっしゃいます。
そこで、指導者として重要になってくるのが
年齢にあった指導法を知っておくことです。
今回は、その部分を
スキャモンの発育曲線から紐解いて
お伝えしますね。
1.子供の身体特性
子供と大人の身体の作りは、
すべて異なります。
そのため、子供の特徴を理解し
運動指導していくことが大切です。
更に、同じ年代の子供であっても
発達レベルには個体差があるため、
個人の発達レベルに合わせた
指導も必要になります。
まずは、簡単に
子供の体の特徴を理解しましょう。
◆特徴
・骨が柔らかい
・骨端線がある
・骨よりも靭帯の方が強い
骨が柔らかいため発育発達の
全ての動きが骨格と姿勢を
創っているといえます。
2.スキャモンの発育曲線
ヒトは、生まれてから成人するまで(20歳)
の過程で様々な感覚が磨かれ
身体・臓器が大きく成長します。
その成長具合をグラフに示したのが
スキャモンの発育曲線です。
20歳時点の成長を100%として
そのパターンを次の4つに分けて
表しています。
・神経系型
・リンパ型
・一般型
・生殖器型
・神経系型
脳や視覚器などの神経系や
感覚器系の発達は
カラダの中でも最も早く発達し
運動の学習にも最も関与する
出生直後から急激に発達し、
5歳頃までに80%成長し
12歳でほぼ100%成長する
(ゴールデンエイジ)
・リンパ系
身体を守るための免疫系の成長は
10代で200%まで発達し、
その後成人になるにしたがって
レベルが下がる
・一般型
身長や体重などの身体組成は
出生直後と二次成長期(12歳頃)に
急激に変化する
・生殖器型
学童期の前半までは僅かな発達だが、
思春期の時期に急激に発達し
体の変化も大きい
変化は個人差が大きいため、
変化に合わせてカラダの使い方を学習させる
運動指導が重要となる
運動指導でより意識すべき項目が
神経系です。
12歳でほぼ100%成長するため、
この時期に様々な感覚を磨いたり
遊びを通して
たくさんの動きを経験させることで
成長してからも
複数の競技の動きに対応することができ、
いわゆる「運動神経が良い」という
神経系を身につけることができます。
今回は、
「子供の身体の特徴から紐解く
指導において大切なこと」
についてお伝えしました。
JCCAの「コアキッズ体操」セミナーでは、
発育発達の段階に沿った9つの動きの中で
良い姿勢や安定した身体の土台作りを
していきます。
楽しみながら身体を動かす中で、
姿勢や動きの変化を
ぜひ体感してみてくださいね。
【コアキッズ体操セミナーの詳細はこちら】
https://jcca-net.com/kids/
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