内外腹斜筋の機能【コアコンニュース】

コアコンニュース

2022.7.15コアコンニュース
◇━━━━━━━━━━━━━◆◇◆
【メインテーマ】
内外腹斜筋の機能
◆◇◆━━━━━━━━━━━━━◇

こんばんは♪
綿貫です。

・回旋動作でのパフォーマンスをあげたい
・ウエストのくびれを作りたい
・体幹を安定させたい

こう言った場合、
インナーユニットの大切さは、
よく聞きますが
それと共に、働く重要な筋肉があります。

それが、
内腹斜筋と外腹斜筋です。

内外腹斜筋の役割や
機能を適切に知ることで
スポーツ動作や日常動作の改善、
シェイプアップなどに
役立てることができます。

私の指導の中でも
欠かせない部分の筋肉たちです^^

1.内外腹斜筋の基礎知識

<起始停止作用>

・内腹斜筋:
骨盤の腸骨稜から第10~12肋骨と
腹直筋鞘に付く、同側回旋に働く

・外腹斜筋:
第5~12肋骨から骨盤の腸骨稜と
腹直筋鞘に付く、反対側回旋に働く

<機能>
内腹斜筋は下から上へ、
外腹斜筋は上から下へと
筋の走行が異なるため
反対側の筋と共同して働きます。

つまり、体幹を右に回旋させる際は、
左の外腹斜筋と右の内腹斜筋が共同して働き
左回旋の際は反対側が働きます。

体幹の回旋機能だけでなく腹腔内圧を高め、
内臓の位置を安定化させる働きもあります。

また、腹腔内圧を高めるため
排便を助ける機能もあります。

ドローインなどの強制呼気の際、
体幹の筋肉は収縮する順番が
重要になります。

強制呼気では、
腹横筋→内腹斜筋→外腹斜筋、腹直筋
の順で収縮し、
体幹の安定性を得ることができます。

その他の機能として、
内転筋群との筋連結があり
外腹斜筋→内腹斜筋→反対側の内転筋群
と連結しています。

この筋連結を考慮して
腹斜筋の硬さを内転筋群から緩めたり、
内転筋群に収縮を促しながら
腹斜筋のエクササイズを行うと
効果が上がります。

2.エクササイズ紹介

①活性化:呼吸エクササイズ

仰向けで膝を立てて寝た状態で
呼吸を行います。

ポイントは息を吐き切る際に、
腹横筋→内腹斜筋→外腹斜筋→腹直筋
の順番で吐くことです。

吐き始めは体幹全体が細くなり、
次いで体側が細くなり、
最後前面が細くなれば適切な動きになります。

呼吸エクササイズが行えたら
次のステップとして、
ストレッチポール上での足上げや
軸回旋エクササイズにチャレンジしてみましょう。

②強化:ツイストクランチ

仰向けで寝た状態から上半身を持ち上げ
肘と反対側の膝を近づけるように
体幹を回旋させ、
もう片方の下肢は膝を伸ばしておきます。

ただ上半身を回旋させるだけでなく
肘と膝を近づけることで
外腹斜筋と内腹斜筋の収縮を
大きく促すことができます。

まずは活性化エクササイズにて
機能的に働くように整え、
その後強化エクササイズを行ってみてください。

今回は、
「内外腹斜筋の機能 」
について解説しました。

「アドバンストセブンⅡ」
セミナーでは、
インナーユニットと腹斜筋の関係を
更にわかりやすく学ぶことができます。

ここを上手く使いこなすことで
クライアントの目標達成の
ヒントになると思います^^

【アドバンストセブン2セミナーの詳細はこちら】
https://jcca-net.com/realignment/

コメント