PNFとは【コアコンニュース】

コアコンニュース

2022.2.18コアコンニュース
◇━━━━━━━━━━━━━◆◇◆
【メインテーマ】
PNFとは
◆◇◆━━━━━━━━━━━━━◇

こんにちは♪
綿貫です。

・小さくても効率よく使えて
使用率が高い筋肉
・太くて大きいけれども
うまく使えず、使用率が低い筋肉

どちらが理想的な筋肉だと思いますか?

聞くまでもなく、前者ですよね^^;

筋肉は、その大きさや量も必要ですが、
それだけでなく
バランスよく効率よく
使えることが大切です。

ですから、
バランスよく使えると
小さな筋肉でも
十分にしかも楽に
パフォーマンスを引き出すことができます。

それを可能にする手技の1つが
「PNF」と呼ばれるものです。

簡単に解説すると、
筋肉、神経、脳の巡りを良くして
眠っていると能力を導き出し
身体の動かし方の感覚を取り戻す
そんなイメージの手技です。

今日は、そのPNFについて
お伝えします。

リハビリから生まれたPNFですので
QOLの向上から
あらゆるスポーツ競技力向上まで
幅広く活用することができますよ。

1.PNFとは

PNF(固有受容性神経筋促通法)とは、
皮膚や筋肉の感覚器に刺激を入れることで
神経と筋肉の動きを促通する
手技のことを言います。

その始まりは、ポリオ後遺症患者の
筋収縮を高めるために
考案されたといわれています。

PNFの効果として広く知られているのが
「伸張反射を利用したストレッチ」です。

通常、静的ストレッチでは反動をつけず
ゆっくり伸ばすことで
伸張反射が起こらないようにしますが、
PNFでは伸張反射を利用します。

伸張反射とは?
筋肉は急激に伸ばされると
「危ない」と感じ、
これ以上伸ばされないよう
収縮させようと反応します。

代表的なものが膝蓋腱反射です。
(膝蓋骨の下を叩くと膝が伸展する反射)
PNFではこの伸張反射を利用し
筋肉に刺激を入れることで、
可動域と筋力向上を促進しています。
しかしPNFは、それだけでなく
非常に多くの促通要素が含まれています。
<PNFの促通要素>
・伸張反射を利用した筋力増大
・関節や靭帯、筋肉の中にある
固有受容器に感覚入力できる
・関節可動域拡大
・筋の協調性改善
・皮膚刺激の入力
・聴覚刺激の入力
・視覚刺激の入力

2.指導現場での応用

PFNは促通要素が多いため、
考え方を活用することで
指導現場に一部応用することができます。

例)股関節に問題がある人
  に対してのアプローチ

・関節を牽引しながらストレッチや
徒手抵抗運動を行うことで
可動域拡大や筋力増大を期待できる

・筋収縮してほしい部位をタッチングしたり
目で見てもらうことで
筋力増大を期待できる
ストレッチポールを活用することで
セルフでも似た効果を期待できます。

・ペルコンのバイクエクササイズでは、
股関節内に感覚入力されることで
動きの改善が期待できる

・ペルコンの
 フロッグキックエクササイズでは、
ストレッチがかかるため
牽引と似た効果を期待できる
様々な促通要素があるPNFですが、
考え方を理解することで
指導現場でも応用でき
似た効果を期待できるため
ぜひ、活用してみてください。

今回は
「PNFとは」
についてをご紹介しました。

ご紹介した、エクササイズのペルコン
(骨盤に特化したストレッチポールのプログラム)
は、『ペルコン』セミナーで学ぶことができます。

実技中心ですので
現場ですぐに使える内容となっております。

また、骨盤の解剖学について
さらに詳しく学びたい方は、
「骨盤アプローチの基礎知識」セミナーにて
学ぶことができます。

2つセットで受講していただくと
より理解が深まると思いますので
オススメです^^

ご興味ある方は、
ぜひ受講してみてくださいね。

【ペルコンセミナーの詳細はこちら】
https://jcca-net.com/perusoraplus/

【骨盤アプローチの基礎知識セミナーの詳細はこちら】
https://jcca-net.com/original/

コメント