子供の身体機能低下問題 【コアコンニュース】

コアコンニュース

2022.6.24コアコンニュース
◇━━━━━━━━━━━━━◆◇◆
【メインテーマ】
子供の身体機能低下問題
◆◇◆━━━━━━━━━━━━━◇

こんばんは♪
綿貫です。

今、小学生の子供たちの身体に
ある変化が起きています。

これは、社会的に
問題になっていることですが
運動指導者としては、
その背景を理解し
適切に運動指導できることが
大切だと思います。

今回は、
時に小学生の子供たちの身体に
起きていることについて
背景と予防改善エクササイズを
ご紹介します。

1.身体機能の低下の背景

日本の小学生の多くは
ランドセルを背負って通学していますが、
年々ランドセルの重さが増していっています。

理由として、ゆとり教育の廃止に伴い
教科書のページ数が増えたことがあります。

また、「置き勉」ができない学校もあり、
ここ15年で教科書の重さが
約2倍にもなっているのです。

加えて、新型感染症により
オンライン授業化のため
タブレット端末を持ち歩く必要が出てきたり、
水筒を持参する必要があったりなどで
荷物が更に増えているという背景もあります。

実は、小学生の90%以上が
「ランドセルが重たい」
と感じているそうで、
そのランドセルの重たさは
平均約4kgにもなるそうです。

大人でも重たいと感じる程の重さを
小さな子供たちが
毎日背負って通学することで、
猫背姿勢になりやすかったり、
肩が痛くなったり、重さに耐えられず
腰が痛くなったりなど
身体には、さまざまな影響が生じています。

また、ランドセル以外にも
小さな子供にとって良くない環境が、
「座ってジッとしていなければならない」
ことです。

日本では授業中は椅子に座って
大人しく授業を受けるが
ベーシックです。

しかし、人間にとって
ずっと同じ姿勢を取り続けることは
カラダに負担がかかります。

且つ子供は本能的に動き回っていたいものなので、
ジッと座り続けることしか行っていないと
やはり、発育発達に問題が生じてきます。

2.オススメエクササイズ

このような小学生の子供に
特にオススメなエクササイズが
「ハイハイ」です。

ハイハイは四つ這いになるため、
肩関節、股関節、コア機能と
全身を動かすことができます。

手をつくことで
肩甲帯の安定性を促しつつ、
ハイハイで移動するため
肩甲骨や脊柱の可動性が促され、
股関節は体重を支えることを
促すことができます。

ランドセルを背負ったり、
同じ姿勢で座ることによって
硬くなりやすい肩周りや股関節、脊柱を
エクササイズにて動かすことが
子供の成長には重要です。

今回は、
「子供の身体機能低下問題」
についてお伝えしました。

今回ご紹介したエクササイズは、
「コアキッズ体操」セミナーで
学ぶことができます。

「コアキッズ体操」は
良好な姿勢と安定した体の土台作りとなる
発育発達に沿った9つの動きで構成された
エクササイズのパッケージです。

楽しみながら体を動かす中で、
姿勢や動きの変化を体感することができます。

ご興味ある方は、
ぜひ受講してみてくださいね。

【コアキッズ体操セミナーの詳細はこちら】
https://jcca-net.com/kids/

コメント