腹横筋の評価法 【コアコンニュース】

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2023.12.22コアコンニュース
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【メインテーマ】
腹横筋の評価法
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こんばんは♪
綿貫です。

エクササイズやトレーニングを行うとき
ここがうまく働いていないと
狙った効果が出ません!

また、間違った使い方をすることで
身体の不調に繋がったり
パフォーマンスアップどころか
怪我のリスクが
増えてしまうかもしれません。

そんな大切な筋肉の1つが
腹横筋です。

今日は、インナーユニットの1つである
腹横筋についてお伝えします。

頑張っているのに
なかなか運動の効果を感じれない方は、
ここをチェックすることから
スタートしましょう。

 

<評価法>

腹横筋は体幹の前面、側面、後面と360°を覆っており、
上前腸骨棘(ASIS)から指2本分内側に指を置くことで
収縮を感じることができます。

腹横筋は努力性呼気で収縮するため、
息を吐き切る際に筋肉の盛り上がりを触ることで
機能評価が行えます。

腹部の理想的な収縮の順序は以下になります。

腹部全体の周径が細くなる
→肋骨が閉じる
→肋骨が下がる

腹横筋の収縮力の評価として、
20秒息を吐き続けられるという目安があります。

<エラーの動き>

・息吐き始めからすぐに
 下腹部がグッと盛り上がる収縮の仕方
⇒腹圧を高め押し返そうとしており、
腹横筋の純粋な力ではない

・吐き切ろうとすると骨盤が後傾する
⇒腹直筋が優位に働いている

・20秒息を吐き切れない
⇒腹横筋の筋力低下

<改善方法>

㈰呼吸での活性化
(リセットスリーの呼吸エクササイズ)
ストレッチポール(ハーフカットがお勧め)に乗り、
自然呼吸→逆腹式呼吸→自然呼吸
→腹式呼吸→強制呼気→自然呼吸、
の順で呼吸エクササイズを行います。

ハーフカットに乗ることで胸郭が広がり
腹横筋が働きやすくなります。

㈪内転筋を収縮させながら行う
内転筋は骨盤底筋群と繋がっているため、
収縮させながら行うことで
インナーユニットが収縮しやすくなります。

㈫息を徐々に吐き、腹部全体を細くしていく
息を徐々に長く吐くようにすることで、
アウターマッスル(腹直筋や腹斜筋)が
先に収縮してしまうことを防ぐことができます。

㈰〜㈫の流れで行うことでより
腹横筋の収縮をスムーズに促すことができます。

腹横筋が適切に機能していないと
姿勢の崩れや腰痛に繋がりやすいため、
評価を行い適切に機能するよう
アプローチを行う必要があります。

今回は、
「腹横筋の評価法」
についてお伝えしました。

シンプルに腹横筋の収縮を促し
インナーユニットを活性化させるには
アドバンスト㈵の「リセットスリー」
エクササイズがオススメです。

更に、
仰向けやうつ伏せなど
どのような姿勢でも
腹横筋の収縮を感じ
インナーユニットの活性化を高め
アウターユニットとの協調を
促す方法を学ぶには、
「コアスタビライゼーション」
セミナーがオススメです!

それでは、
来週もお楽しみに^^

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https://jcca-net.com/realignment/

【 コアスタビライゼーションセミナーの詳細はこちら 】
https://jcca-net.com/corestabilization/

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