肩こり予防に欠かせない! 僧帽筋の基礎知識【コアコンニュース】

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2023.11.17コアコンニュース
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【メインテーマ】
肩こり予防に欠かせない!
僧帽筋の基礎知識
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こんばんは♪
綿貫です。

肩こり、首こりなど
デスクワークが増えたり
携帯を見る時間が多くなると
必ずと言っていいほど
ここが上手く使えていません。

それが、僧帽筋。

肩甲骨の可動、安定には
欠かせない働きをするこの筋肉。

どんな筋肉なのか、
どうやって動かすようにするのか

まずは、構造を理解して
肩こり首こり予防改善エクササイズを
行いましょう。

 

1.僧帽筋の基礎知識と構造

僧帽筋は上部線維、中部線維、下部線維の
3つの筋肉から構成されます。

・上部線維:肩甲骨挙上
・中部線維:肩甲骨挙上、内転、上方回旋
・下部線維:肩甲骨下制、上方回旋

3つの動きは異なりますが、
手を挙げる際には3つが同時に収縮することで
肩甲骨の上方回旋を促しています。

<機能>
日常では肩の屈曲や外転など、
上肢を動かす際に下部線維が
肩甲骨の上方回旋を促すことで、
肩こりや四十肩、五十肩のように、
肩に負担をかけない、痛めないための
動きをサポートします。

また、中部線維は肩甲骨内転の働きがあるため、
猫背にならないよう姿勢保持に働きます。

 

2.機能不全

今回は僧帽筋下部と中部に着目してお伝えします。

・僧帽筋下部の機能不全が起こると・・・
僧帽筋上部が過剰に収縮してしまい
肩こりを引き起こします。

さらに、
上方回旋が促されなくなるため、
手を挙げた際に肩関節にて
インピンジメントが生じ、
将来的に肩関節周囲炎などになる
リスクが高まります。

・僧帽筋中部の機能不全が起こると・・・
肩甲骨が正常より外転位になるので
猫背や円背などの不良姿勢の原因になります。

 

3.予防・改善アプローチ

僧帽筋を効率よく動かすには、
まず胸椎の可動性を引き出すことが
大切です。

今回は、アシスティックを使った
エクササイズをご紹介します!

<アシスティックのスイマーズ>
アシスティックに手を置いた状態で
前傾姿勢を取ることで
胸椎の伸展が促されます。

胸椎が伸展した状態で
両肩関節を屈曲することで、
僧帽筋下部の収縮が促されます。

多くの人が胸椎が屈曲した姿勢(猫背)
になることで、肩が屈曲できず
僧帽筋下部の機能低下が起きるため、
胸椎が伸展した状態で
肩関節の屈曲を促すことは重要です。

僧帽筋下部・中部が
適切に収縮できない
(肩甲骨を寄せようとすると肩がすくむ)
人が多く、大概は上半身の可動性が低く
僧帽筋上部を使いすぎています。

そのため、まずは可動性を獲得してか
ら活性化エクササイズを行うと良いです。

~~~~~~~~~~~~~~~~

今回は、
「肩こり予防に欠かせない!僧帽筋」
についてお伝えしました。

体幹と上肢を連動させて
機能的に動かすには
「アシスティックストレッチベーシック」
がオススメです。

エクササイズメインのセミナーですので
現場ですぐに活用できますよ。

ぜひ受講してみてくださいね。

それでは、
来週もお楽しみに^^

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アシスティック®︎ - [JCCA]一般財団法人 日本コアコンディショニング協会
一般財団法人 日本コアコンディショニング協会。JCCA スポーツトレーナーの育成・支援やトレーナー向けセミナーを開催。コアコンディショニングは登録商標です。使用、掲載時には許可が必要となります。

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