子供の運動器機能異常【コアコンニュース】

コアコンニュース

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【メインテーマ】
子供の運動器機能異常
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こんばんは♪
綿貫です。

・和式トイレが使えない
・朝礼で立っていられない
・転んだ時手をつけずに顔を打ってしまう
・ボールをキャッチできない
・すぐに骨折してしまう

これらは、現代の子供たちの実態です。

その背景には、家が狭くなり
ハイハイの時期が短かく
つかまり立ちせずに
立ってしまう、
また、
公園が減り外で遊ぶ機会も減って
ゲームやネットが普及していること
などがあります。

このような環境のため
現代の子供のカラダには
様々な影響が生じています。

運動指導者としては、
未来を担う子供たちに対し
何かサポートしてあげたいですよね。

今回は、子供の体に起きている問題と
その予防エクササイズをご紹介します。

 

1.現代の子供のカラダの問題

通常、子供は生まれてから立ち上がり
歩くまでの約1年の間に
様々な身体の機能を獲得します。

?この発育発達過程で獲得する機能は
良い姿勢や手足、体幹を協調させて
効率良く動かすためには、
必要不可欠な機能です。

しかし現代人は昔と比べ、
身体を動かすことが減り
それに伴って動くための機能も
失われていることが多いのです。

これは、子供の運動機能にも
影響しています。

しゃがめなかったり
腕がまっすぐ上がらなかったりなど、
子供ならできて当たり前の動作ができない
=運動器に障害がある子が
2人に1人いると言われています。

また、外遊びの運動不足が原因で生じる
運動器障害がある一方で、
「運動のし過ぎ」が原因の
運動器障害(ケガ)もあります。

便利になったことで
動きのバリエーションや
多様性が減ってきていることや
運動をするだけでケアを行わないことによる
ケガや慢性障害が増えており、
近年2極化してきています。

どちらも成長に合わせた運動量と質、
カラダ全体を使う運動を教えらえる
指導者が現場では求められます。

 

2.コアキッズ体操

運動不足が原因、
運動のし過ぎが原因の
どちらの運動器障害にも
改善に役立つエクササイズが
「コアキッズ体操」です。

<ポイント>
・コアキッズ体操は体の土台である
『ヒトの基本機能』の部分に着目している
・様々な体の能力を上乗せ出来る
体づくりのために実施する
・安全に楽しく遊ばせながら、
子供たちのカラダづくりを行う

<エクササイズ一例>
・グーパー体操
仰向けで手足を動かすエクササイズであり、
インナーユニットを活性化しながら
手足を大きく動かすことで
四肢のコントロールを
体幹から促すことができます。

カラダの土台となるコアを
自然と活性化できるため、
高度な動きを獲得させる前に
行うことでケガの予防などに効果的です。

子供は遊びの中で自然とカラダの使い方を覚え、
必要な筋力を養っていきます。

現代では不足しがちなカラダ本来の機能を
コアキッズ体操など
遊びを通して獲得を促していきましょう。

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今回は、
「子供の運動器機能異常」
についてお伝えしました。

予防としてお伝えした
「コアキッズ体操」は、
良い姿勢と安定した身体の
土台作りとなる
発育発達に沿った9つの動きで構成された
エクササイズのパッケージです。

楽しみながら身体を動かす中で
姿勢や動きの変化を体感してみてください。

また、
「発育発達からひも解くコア」では、
なぜこのエクササイズなのか!
を理論背景から
学ぶことができます。

ぜひ合わせて受講してみてくださいね。

それでは、
来週もお楽しみに^^

 

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発育発達からひもとくコア - [JCCA]一般財団法人 日本コアコンディショニング協会
一般財団法人 日本コアコンディショニング協会。JCCA スポーツトレーナーの育成・支援やトレーナー向けセミナーを開催。コアコンディショニングは登録商標です。使用、掲載時には許可が必要となります。

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