骨盤の歪みについて【コアコンニュース】

コアコンニュース

2023.08.11コアコンニュース
◇━━━━━━━━━━━━━◆◇◆
【メインテーマ】
骨盤の歪みについて
◆◇◆━━━━━━━━━━━━━◇

こんばんは♪
綿貫です。

骨盤の歪みを気にされる方
多いと思いますが、
そもそも「骨盤」は、
歪みやすい形をしています。

寛骨2つ、仙骨1つの3つの骨と
仙腸関節、恥骨結合3つの関節で
構成されているので
どこか1ヶ所でも歪みがあると
全体が歪んでしまうのです。

しかし、骨盤が歪むと
肩こり腰痛といった不定愁訴以外に
ウエストの左右差、ほっこりお腹
お尻が垂れる、O脚X脚など
ボディラインにも問題が起きてしまいます。

今回は、骨盤の歪みと
その予防・改善エクササイズを
ご紹介します。

1.関節の閉まる位置
緩む位置の概念

各関節には
しまりの肢位である
CPP(close packed position)と
緩みの肢位である
LPP(loose packed position)と言われる
決まったポジションがあります。

◆CPPの特徴:
関節の安定性が高い

関節面のハマりが良い
(適合性が高い)ため、
関節包や靭帯の緊張が高い状態

◆LPPの特徴:
関節の可動性が高い

「緩み」という名の通り、
関節面のハマりが緩い
(適合性が低い)ため、
関節包や靭帯の緊張が低い状態

CPP,LPP
どちらもメリットデメリットがあります。

例えば重い物を持ち上げる際に
肩の関節が緩いと脱臼する恐れがあるため、
この場合は関節がCPPにあることで
安定性を高めることができます。

反対に、リラックスをして筋肉を緩めたい際に
関節がCPPにあると関節面の緊張が高いため
緩めにくくなります。

そのためリラクゼーションや
モビライゼーションを行う際は、
LPPに関節を誘導することが求められます。

2.骨盤の歪みについて

骨盤の歪みは
仙腸関節の位置関係により生じます。

骨盤は前傾後傾の歪みに加え、
左右への回旋(捻れ)も加わります。

そのため仙腸関節の位置関係が
歪みと密に関わります。

仙腸関節では、仙骨が前傾するとCPP、
仙骨が後傾するとLPPになります。

仙腸関節はわずか2㎜程度しか動かない
と言われていますが、
仙腸関節は体の中心部にあるため、
中心部の動きがわずかでも
末梢(足先)にいくほど
その動きの影響は大きくなります。

骨盤は仙骨が後傾しているLPPだと
関節の適合性が低いため歪みやすくなり、
腰痛など痛みなども生じやすいです。

骨盤の前後傾のみを評価するだけでなく、
仙腸関節の位置関係や
仙骨の左右への傾きなども
評価をすることで、
骨盤がどの様に歪んでいるのか
3Dで理解することができます。

3.予防・改善エクササイズ

どんな歪みがあったとしても
まずは、骨盤を整えることが大切です。

オススメのエクササイズは、
スイングストレッチを使ったものですが、
今回は、その中の1つをご紹介します。

・スイングストレッチの
ペルビックローテーション

スイングストレッチに乗り
基本姿勢を取ります。

左右に体重移動をさせるように
スイングストレッチを揺らします。

スイングストレッチに骨盤を乗せることで
左右のASISと恥骨の3点が
安定した状態にて揺らすので
骨盤の歪み改善が期待できます。

更に、骨盤がどの様に傾いているのかを
理解しながらその他のエクササイズを行うことで、
歪みを整えることができます。

 

今回は、
「骨盤の歪みについて」
お伝えしました。

人の動きには、必ず
回旋動作が伴います。

この回旋動作改善に特化し、
骨盤だけでなく股関節、胸郭を
同時にアプローチできるのが
スイングストレッチです。

姿勢改善、
アスリートのウォーミングアップなど
様々なシーンで活用できますので
ぜひ一度、受講してみてくださいね。

【 スイングストレッチセミナーの詳細はこちら 】
https://03auto.biz/clk/archives/xnluqx.html

コメント