膝立ちポジションの重要性【コアコンニュース】

コアコンニュース

2024.04.19コアコンニュース
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【メインテーマ】
膝立ちポジションの重要性
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こんばんは♪
綿貫です。

皆さんは、生まれてから
どのような過程を通って
立って歩けるようになったか
覚えていますか?

きっと記憶として覚えている人は
いないのではないでしょうか・・・

赤ちゃんが生まれてから立ち上がるまでの
およそ一年間で様々な機能を獲得し、
それを現したものを発育発達と言います。

ここでの獲得機能は、
人として必要不可欠なのもであります。
しかし、せっかく身につけた機能ですが、
現代人は失われていることが多いです。

そのため発育発達過程で獲得する機能を
再学習することが不調を改善、防ぐためには
重要なのです。

膝立ちは四つ這いと高這いの間にあたり、
股関節に荷重を乗せる
つまり、立って歩くためには
重要なポジションです。

 

1. 股関節について

股関節は骨盤の関節窩と
大腿骨頭からなる関節です。

大腿骨頭が丸い球の形をしており、
受け皿である骨盤の関節窩も
丸く窪んでいることから、
臼状関節と言われます。

3軸性で運動の自由度が高いため
可動域が広いことが股関節の特徴です。

股関節はカラダの中心にあり
体幹と下肢を繋ぐとこに位置するため、
体重支持と移動という
重要な役割があります。

股関節に限らずカラダの各関節には
安定させるべき関節と、
可動させるべき関節と
役割が決まってますが
股関節は安定性と可動性の
どちらの役割も担うことで、
体重支持と移動を行なっています。

2. 膝立ちポジション

膝立ちは股関節荷重を促すため
股関節の安定性獲得に
効果的なポジションです。

<膝立ちの理想的な姿勢>
・矢状面上:頭から膝まで一直線
・前額面上:両側の肩の高さが同じ、
両側の骨盤の高さが同じ
・水平面上:両側の肩の位置が同じ、
両側の骨盤の位置が同じ

(※エクササイズは、
コアスタビライゼーション
にて詳しくお伝えしております!)

膝立ちの姿勢が適切に取れるようになったら、
片膝立ちの姿勢を取りましょう。

片膝立ちで前に出している脚を
持ち上げる(股関節屈曲)ことで、
片側は体重支持、
反対側は可動性を促すことができ、
歩行動作に近づけることができます。

歩行動作は
「片脚支持で片脚を動かす」動作の繰り返しのため、
股関節の安定性と可動性の役割が果たされていないと、
痛みが出やすい・パフォーマンスの低下に繋がるため、
適切な動きを習得しましょう。

ランジ動作で膝優位になりやすい、
股関節で支持できずグラつきやすい場合などに、
膝立ちや方膝立ちを取り入れると良いです。

 

今回は「膝立ちポジションの重要性」
についてお伝えしました。

エクササイズ指導時において、
赤ちゃんの発育発達過程で
どのような機能が獲得できるのかを
理解しておくことが
より解決に近づける
エクササイズ選択が
できることにも繋がります。

ぜひ、「発育発達からひも解くコア」
セミナーにて獲得機能を
学んでみてくださいね。

また、エクササイズの
バリエーションを知りたい方は、
「コアスタビライゼーション」にて
お伝えしております。

ご興味ありましたら、
ぜひご参加くださいね。

それでは、
来週もお楽しみに^^

【発育発達からひも解くコアセミナーの詳細はこちら】
https://jcca-net.com/growthcore/

【コアスタビライゼーションセミナーの詳細はこちら】
https://jcca-net.com/corestabilization/

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