ヘッドフォワードのデメリットと予防法【コアコンニュース】

コアコンニュース

2024.03.08コアコンニュース
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【メインテーマ】
ヘッドフォワードのデメリットと予防法
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こんばんは♪
綿貫です。

皆さんは、1日にどれくらい
携帯を見ていますか?

首にかかる負担の話をすると
通常の良い姿勢では、
5〜6kgの頭を首で支えていますが、
頭が60度前に傾くだけで、
首には、27kgもの余計な負担が
かかってしまうのです。

これを1日に何時間も続けていると
どうなってしまうのか・・・

そう!身体には
様々な影響が出てきてしまいます。

今回は、ヘッドフォワード
(頭部前方突出)の
デメリットとその予防法について
お伝えします!

1. ヘッドフォワードとは

姿勢の理想的アライメントは
横から見た時に
耳垂・肩峰・大転子・膝蓋骨後面・外果前方
が一直線に揃っていることです。

ヘッドフォワードでは、
耳垂が肩峰より前方へ位置している、
つまり頭が前に出た状態になっています。

頭が前方へ位置するため
頚椎の生理的前弯が減少
(または一部が過剰伸展)し、
頚椎に負担がかかってしまいます。

ヘッドフォワードの姿勢が続き
頚椎に負担がかかり続けると
以下の症状が出ることがあります。
・アライメントが崩れ
頚椎神経が圧迫され、
上肢にしびれなどが生じる

・頸の痛みや肩こり、頭痛など

<ヘッドフォワードになる要因>
・胸椎伸展の可動性低下
・コアの低下
・不良姿勢での長時間の作業

2. 予防・改善アプローチ

ストレッチポールに乗ることで
ヘッドフォワードの予防・改善が
期待できます。

<ポールオンの胸郭へのメリット>
・胸椎が伸展し胸郭が挙上
・胸郭背面の可動性向上
・肩甲骨が内転・下制の位置になる
・頭部の位置が後方に移動する

<ポールオンの骨盤へのメリット>
・骨盤が後傾し腰椎の前弯が小さくなる
・寛骨に対し仙骨が後傾する
→仙腸関節が緩みの位置になる、
つまり骨盤をリアライメントしやすくなる
・股関節の後方の筋肉の弛緩
→股関節をリアライメントしやすくなる

ストレッチポールに乗るだけでも
頭の位置が整いやすく、
さらに胸郭と骨盤を動かすことで、
胸椎の可動性が獲得でき
コアは安定を促すことができます。

頭の位置は姿勢や動作に
大きな影響を与えるだけでなく
痛みや痺れ、
パフォーマンスダウンにも
つながってしまうため
ポールなどを利用して、うまく
適切な位置に整えておきましょう。

今回は、
「ヘッドフォワードの
デメリットと予防法」
についてお伝えしました。

胸郭に特化したエクササイズ
「ソラコン」
骨盤に特化したエクササイズ
「ペルコン」
合わせて受講していただくことで
ヘッドフォワードの予防改善を
さらに効果的に導くことができます。

どちらも実技中心のセミナーですので
現場ですぐに役立ちます。

ぜひ受講してみてくださいね。

それでは、
来週もお楽しみに^^

【ソラコン、ペルコンセミナーの詳細はこちら】
https://jcca-net.com/perusoraplus/

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