回旋動作の重要性【コアコンニュース】

コアコンニュース

2024.03.01コアコンニュース

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【メインテーマ】
回旋動作の重要性
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こんばんは♪
綿貫です。

よく、腰を回すって
表現をしていますが・・・
実は、コレ

腰じゃなくて、
股関節を回してるんですよね。

なぜならば、腰(腰椎)は、
回旋角度が5度くらいなんです!

脊柱の動きを理解することで
間違った動かし方が修正され
パフォーマンスアップや
ダイエット、不調改善にも
繋がります!

本日は適切な回旋動作を促すために、
脊柱の基礎知識からお伝えします。

1. 脊柱回旋の基礎知識

脊柱回旋の可動域の大きさは、
頸椎>胸椎>腰椎の順です。

頸椎は、不安定な構造をしていますが、
環軸関節(第一頚椎と第二頚椎間の関節)
により回旋可動域が脊柱の中で
群を抜いて一番大きいです。

胸椎は、肋骨があり頑丈な構造をしており
構造的に安定しているため
可動させる必要があります。

腰椎は、脊柱のみの構造で不安定なため
可動性は低く安定させる必要があります。

関節には部位によって
「安定させるべき関節」と
「可動させるべき関節」と
役割が決まっています。

頸椎と腰椎は
不安定な構造をしているため
安定させるべき関節になり、
胸椎は上下の関節が安定性に
より可動域が少ない分、
可動させるべき関節となります。

多くの場合、胸椎が硬くなり回旋が出ないことを
腰椎を回旋させることで代償してしまい、
腰椎に過度な負荷がかかり痛めてしまっています。

第一に可動性が必要であるため、
脊柱の中でも胸椎の可動性を獲得することは
重要と言えます。

2.回旋動作が重要な理由

<日常動作>
日常無意識に動く中で、
後ろを向く瞬間が多々あると思います。

例えば、後ろにある物を取る時、
誰かに呼ばれて振り向く時、
車の運転をしていて振り向く時など
様々な場面で後ろを向く瞬間があり、
その度に脊柱の回旋動作が起きています。

<スポーツ動作>
回旋動作のスポーツで
代表的なものがゴルフです。

力強くスイングすることもあれば、
優しいスイングでアプローチすることもあり、
脊柱の回旋動作の連続です。

日常動作でもスポーツ動作でも、
筋力やパワー、テクニックの前に
脊柱が適切に動いているかが重要であるため、
鍛える前に脊柱回旋の動きを整えましょう。

3.エクササイズ紹介

・胸椎ローリング:
側臥位でポールに手を乗せて
前方へ転がすことで胸椎回旋を促す

・腰椎ローリング:
側臥位でポールに脚を乗せて
前方へ転がすことで腰椎回旋を促す

それぞれ行うことで、
胸椎と腰椎の回旋の分離、
胸郭と骨盤の分離を
促すことができます。

負荷をかける前に動きのベースとなる
各関節の可動域や動きを獲得することが、
ケガ予防やパフォーマンスアップに繋がります。

今回は、
「回旋動作の重要性」
についてお伝えしました。

脊柱の回旋動作のエクササイズは、
アドバンストセブン㈵のセミナーで
詳しく学ぶことができます。

また、コアコンのセッションを
より効果的に指導するためには、
ヒアリングや姿勢の評価も重要です。
こちらは、アドバンストセブン㈼で
学ぶことができます。

合わせて
ぜひ、受講してみてくださいね。

それでは、
次回もお楽しみに。

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