キャットバックの基礎知識 【コアコンニュース】

コアコンニュース

2024.02.09コアコンニュース
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【メインテーマ】
キャットバックの基礎知識
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こんばんは♪
綿貫です。

姿勢改善のために行うエクササイズ。
たくさんあると思います!

皆さんは、1つだけ宿題に出すとしたら
どのエクササイズを選びますか?

今回は、
私の一番おすすめのエクササイズ

キャットバック!

をご紹介します。

実は、このエクササイズ、
おすすめなのですが、
やり方を間違えてしまうと逆に
猫背や不良姿勢にもなりかねないのです!

今日は、間違えたフォームになりがちな
キャットバックエクササイズについて
適切なフォームと出やすい代償について
ご紹介します。

私のクライアント様は、
このエクササイズの効果で
どんどん姿勢が良くなっています^^

1.キャットバックの基礎知識

四つ這いで脊柱を屈曲伸展する動作
を繰り返すエクササイズで、
脊柱のアライメントを整えることと、
脊柱の屈曲伸展の
可動性を高める効果があります。

脊柱は24個の椎骨が
1つ1つバランス良く動くことで、
脊柱のS字カーブが保たれ
良い姿勢を保持できたり、
脊柱にかかる圧を分散することができます。

脊柱が硬く動かなくなると、
肩こりや腰痛などの不調が出やすく、
キャットバックはそういった不調の予防・改善に
オススメなエクササイズとなります。

2.フォームのチェックポイント

・肩の真下に手をつく
・股関節の真下に膝をつく
・脊柱屈曲時は肩と股関節の真ん中に
丸みの頂点ができる
・脊柱伸展時は頭から尾骨にかけて
滑らかなカーブで伸展ができている

3.よくある代償

<脊柱屈曲>
・丸みの頂点が脊柱の上部にできる
(腰椎屈曲の不十分)
・肩甲骨挙上

下腹部の収縮力が弱いと骨盤が後傾できず
腰椎屈曲が不十分になります。

下腹部が弱く腰痛を屈曲できないと、
手で床を押して体を丸めようとするため、
肩甲骨が挙上します。

動き始めを尾骨をお腹方向に巻き込むよう
意識することで下腹部に力が入りやすくなり、
腰椎屈曲を促すことができます。

<脊柱伸展>
・腰椎の過伸展
・翼状肩甲
・肩甲骨挙上
・肘の過伸展
・顎が上がりすぎる

コアが抜けると腰椎が過伸展します。

また、胸椎が硬く伸展可動域が不十分だと
腰椎伸展だけで脊柱を
反らせようとしてしまいます。

胸椎は肩甲骨と連動しており、
肩甲帯が安定(肩甲骨が肋骨に張り付いている)
していると胸椎伸展が可能になります。

また、コアにも力が入りやすくなります。
肩甲帯が安定していないと、
翼状肩甲や肩甲骨挙上、
肘の過伸展、顎が上がりすぎる
代償が起きます。

肩甲帯を安定させるためには、
手で床を押しながら
肩を下げることを意識すると良いです。

キャットバックはシンプルな動きですが、
屈曲は胸椎ばかり、伸展は腰椎ばかり、
と偏って動かしやすいので、
脊柱をバランス良く動かすことが重要です。

今回は、
「キャットバックの基礎知識」
についてお伝えしました。

脊柱、肩甲帯、股関節の
リアライメントと可動性を高め、
シンプルだけど、奥が深い
キャットバックエクササイズは、
コアフォーストレーニングセミナーにて
詳しくお伝えしています。

ぜひ、受講してみてくださいね。

それでは、
次回もお楽しみに。

【コアフォースセミナーの詳細はこちら】
https://jcca-net.com/sports/

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