2024.05.03コアコンニュース
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【メインテーマ】
脊柱のカップリングモーション
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こんばんは♪
綿貫です。
今回は、脊柱の動きの
ルールについてです!
日常動作でもスポーツ動作においても
重要な脊柱の可動性。
間違った使い方をしてしまうと
パフォーマンスに影響を与えるだけでなく
怪我や不調にもつながります。
形だけのエクササイズではなく
脊柱の動きのルールを知り
それに合わせた
エクササイズ指導を行うことで
クライアントを
効率よく効果的に
なりたい姿へと
導くことができます。
ぜひ、読んでくださいね^^
1. 脊柱の
カップリングモーションについて
脊柱にはカップリングモーション
と言われる脊柱特有の動きがあります。
脊柱は側屈、回旋時、全ての椎体は
同じ方向に動くわけではありません。
動きのパターンは以下の表を参照。
※例えば、胸椎を屈曲時に右側屈すると
右回旋が動きやすいパターン(同側)
(カップリング)
左回旋は動きにくいパターン(逆側)
(アンカップリング)
脊柱の側屈と回旋は
常に協調して働く仕組みをもっており
純粋な側屈や回旋はほんの数度しか
起こらないと言われています。
このカップリングモーションが機能していないと、
動いている部分と動いていない部分に
挟まれた箇所にストレスがかかり、
それが痛みや関節の変形の
原因になることがあります。
またその周囲の筋肉は
過緊張により張りやすくなります。
2.エクササイズ事例
脊柱の伸展を行う
コアコーディネーション
エクササイズにおいて、
<脊柱がカップリング
しているときの正しい動き>
左側屈を例に
胸椎・腰椎の右回旋に合わせて、
頸椎は左側屈+左回旋
上部頸椎は、左側屈+右回旋
=顎を引き、伸ばしている手に
目線が向いている
<脊柱がアンカップリング
になっている代償動作>
左側屈を例に
頸椎が左側屈+右回旋
=頭が上がり目線が横を向いている
姿勢評価から脊柱の動きが
制限されていそうな部分に目星をつけ、
脊柱回旋の動作評価にて
適切に回旋ができているかを評価し、
エクササイズ指導に繋げましょう。
今回は「脊柱のカップリングモーション」
についてお伝えしました。
痛くなく、機能的に動く身体へと
導いていくには、
姿勢の評価や動きの評価にて
正しく動けていない場所を見つけ
そこに対して修正のエクササイズを
行っていくことが大切です。
何が原因で、理想的な姿勢や
理想的な動き方ができないのか
を説明するためにも
「コアから見る姿勢の評価」
「コアから見る動きの評価」
はオススメです!
ご興味ありましたら、
ぜひご参加くださいね。
それでは、
来週もお楽しみに^^
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