代償動作とは【コアコンニュース】

コアコンニュース

2024.03.22コアコンニュース
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【メインテーマ】
代償動作とは
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こんばんは♪
綿貫です。

・筋トレしても、姿勢が改善しない
・頑張っているのに不調が改善しない
・パフォーマンスが上がらない
・痩せにくい
など・・・

思ったように運動の効果が出せない場合
「代償動作」で動いている
可能性があります。

代償動作改善のためには、
その仕組みを知り、
動きの質を変えていく
ドリル練習を繰り返していくことが
大切です。

 1.代償動作とは

代償動作とは、
「無意識で行ってしまう
効率の悪い動き」です。

代償がない動きは
関節が本来動くべき方向に動き、
結果使われるべき筋肉が働く、
スムーズな動きです。

しかし、
代償が出ている動きは、
無理やり動作を完了させようと
関節や筋肉に余計な負担を
かけてしまう動きです。

例えば、スクワットで
真っ直ぐしゃがむべき動きを、
臀部を左右どちらかに
スウェイさせながらしゃがんだり、
膝が内側に入りながらしゃがむ動きが
代償動作であり、
効率の悪い動きといえます。

代償は関節の安定性が欠ける部位に出やすく、
関節が動き過ぎてしまう箇所で
痛みが生じやすくなります。

2.代償動作改善のための
     3つのシステム

身体を安定させ動かすためには、
以下の3つのシステムがあります。

①.骨格構造的姿勢調整システム
  (他動的なシステム)

骨の構造により安定している関節、
可動性が高い関節があり、
関節は靭帯により安定性を獲得しています。

骨格的構造は、
最終可動域でのみ運動を
制御することができます。

②.筋肉による姿勢調整システム
  (自動的なシステム)

筋肉が収縮することで
関節を適切な方向へ動かし、
関節の安定性を高めます。

③.神経的姿勢調整システム
  (コントロールシステム)

筋や腱、その他の感覚器からの情報により
筋肉に動きの指令を出します。

 

本来は脳からの指令により
筋肉が関節を動かし、
関節などの安定性を獲得します。

しかし、私たちは日常生活での
間違った身体の使い方や悪い癖で
関節や筋肉に負担がかかる
動きを行ってしまい、
それが痛みや違和感に繋がります。

代償動作改善のためには、
この3つのシステムの
繋がりを良くするために

・関節アライメントの改善
・個々の筋の力の発生能力の改善
・正しく動くコントロール能力の改善

これらのドリル学習を繰り返し、
機能的な動作を
再習得していきましょう。

しかしながら
ヒトは自分の代償動作には
気づきにくいものです。

クライアントの代償動作を
可視化し説明していくことで、
主観的な動いている感覚と
客観的な情報が一致し
よりスムーズに
機能的な動作を
再獲得することが可能になります。

今回は、
「代償動作とは」
についてお伝えしました。

代償動作を可視化し伝えるためには、
代償診断の基礎①②
がオススメです。

ポスログアプリを活用し
動作を可視化し、解説するまでの
方法を学ぶことができます。

更に、ストレッチポールに乗ることで
頭の位置、背骨の位置、骨盤の位置
などが感覚として入力されるので
今の自分の姿勢を知る指標にもなります。

まずは、ベーシックセブンなど
シンプルな動きで
自分の身体の状態を把握していくことも
オススメです。

ぜひ受講してみてくださいね。

それでは、
来週もお楽しみに^^

【代償診断の基礎セミナーの詳細はこちら】
https://jcca-net.com/event/23104/

【ベーシックセブンセミナーの詳細はこちら】
https://jcca-net.com/basicseven/

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