肩甲骨と脊柱の運動連鎖【コアコンニュース】

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2024.03.29コアコンニュース
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【メインテーマ】
肩甲骨と脊柱の運動連鎖
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こんばんは♪
綿貫です。

身体の使い方が上手な人と
そうでない人の違い・・・
何があると思いますか?

たくさんあると思いますが、
今日はその中の1つ
「運動連鎖」
についてお伝えします。

私たちのカラダの各部位は
単体で動くことはなく
いろいろなところがお互いに
影響し合いながら動きます。

それが、チェーンのように
連動して動くことから、
「運動連鎖」と言われています。

運動連鎖が上手くできていると
身体を上手く使いこなすことができるので
太りにくく
不調にもなりにくく
パフォーマンスも上がりやすいです。

本日は運動連鎖の中でも
肩甲骨と脊柱の運動連鎖が
上肢にどう影響するのか
を紹介します。

1.肩甲骨と脊柱の運動連鎖

肩甲骨の動きは
挙上、下制、内転、外転、
上方回旋、下方回旋の
6種類の動きがあります。

肩甲骨の動きと脊柱(胸椎)の動きは
連動しており以下のように動きます。

・一側の挙上と反対側の下制 → 体幹側屈
・一側の内転と反対側の外転 → 体幹回旋
・両側の外転 → 体幹屈曲
・両側の内転 → 体幹伸展
・両側の外転+上方回旋(肩屈曲) → 体幹伸展
・両側の内転+下方回旋(肩伸展) → 体幹伸展

 2.肩甲骨と脊柱の
 運動連鎖と上肢の関係性

肩屈曲や外転など手を挙げる際には
上腕骨だけでなく肩甲骨も動き、
このことを「肩甲上腕リズム」といいます。

肩を屈曲する際に肩甲骨も動くことで
脊柱(胸椎)が伸展し最終可動域の180°まで
手を挙げることができます。

この運動連鎖がなく上腕骨だけが動いてしまうと、
肩のインピンジメントや腰椎伸展の代償動作による
腰痛になるリスクが高くなります。

3.エクササイズ紹介

肩甲骨と脊柱連動を高める
お勧めエクササイズが
スイングの「エルボープッシュ」です。

スイングに乗り基本姿勢を取り、
肘で床を押しながら上体を持ち上げ
脱力することを繰り返します。

腰が反らないように、
肩甲骨が肋骨に張り付くことを意識することで、
肩甲骨の安定が促されます。
関節同士の連動性を理解しておくことで
カラダの動かし方 がスムーズになったり、
運動指導者であれば適切な動きを
引き出すことができるため、
意識してみると良いです。

今回は、
「肩甲骨と脊柱の運動連鎖」
についてお伝えしました。

肩甲骨と脊柱だけでなく
骨盤・股関節と脊柱の連動も
同時に引き出すことができる
エクササイズが
スイングストレッチベーシック
です。

このセミナーは、
実技中心の内容になっていますので
現場ですぐに活かすことができます。

ぜひ受講してみてくださいね。

それでは、
来週もお楽しみに^^

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