呼吸について【コアコンニュース】

コアコンニュース

2024.05.24コアコンニュース
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【メインテーマ】
呼吸について
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こんばんは♪
綿貫です。

24時間365日
止まることなく繰り返される運動!

それは呼吸です。

この呼吸により酸素を体内に取り込み
その酸素が、身体の隅々まで
酸素や栄養を運んでくれます。

生きていくためにも
とても重要な「呼吸」

今回は、呼吸について
お伝えします。

 1. 呼吸の重要性

呼吸は1日に2万回もすると
言われています。

したがって、1回1回の呼吸が
不適切に行われていると、
1日に2万回も間違った運動を
していることになります。

呼吸が不適切だと
・姿勢不良(猫背や反り腰)
・動作に無駄な力みが生じる
・インナーユニット機能の低下
・肩や首での呼吸
・自律神経の乱れ
など様々な不調をきたします。

そのため、まずどの様な運動をする前にも
呼吸を適切にすることが重要であり、
適切な呼吸は不定愁訴の改善、
スポーツパフォーマンス向上、
疲労回復の促進などにも繋がります。

 

2. 呼吸のメカニズムと
  機能不全について

呼吸は横隔膜が収縮し下がることで
肺に空気が取り込まれます。

肺が適切に広がるためには横隔膜以外にも、
肋骨の動きや脊柱、インナーユニットも
重要になります。

<息を吸ったとき>
・横隔膜 → 収縮(下がる)
・腹横筋 → 弛緩
・多裂筋 → 弛緩
・骨盤底筋群 → 弛緩(下がる)

<息を吐いたとき>
・横隔膜 → 弛緩(上がる)
・腹横筋 → 収縮
・多裂筋 → 収縮
・骨盤底筋群 → 収縮(上がる)

胸郭と骨盤のアライメントが
整っていない、つまり、
肋骨が跳ね上がり広がり、
骨盤前傾している状態で呼吸を行うと、
横隔膜も骨盤底筋群も前方向を向いているため、
適切な上下運動が起こらず
適切な呼吸が行えません。

横隔膜と骨盤底筋群は常に平行な位置関係
(ニュートラルボジション)が
保たれていることが、
適切な呼吸を行う上では重要です。

横隔膜と骨盤底筋群を
ニュートラルポジションに正すためには、
まず息を吐けることが重要です。

息を吐くことで肋骨下部が下がり、
首・肩周りの緊張が落ちるため、
横隔膜を使って息を吸うことができます。

呼吸を意識すると多くの場合、
吸うことを意識しがちですが、
「吐ける」から「吸える」ため、
まずは吐いて関節のアライメントを整えて、
適切な呼吸ができるよう
アプローチしていきましょう。

今回は「呼吸について」
お伝えしました。

アドバンストセブンⅠ・Ⅱセミナーでは、
脊柱や肩、股関節を整えて
インナーユニットを正しく使う
エクササイズについて
お伝えしています。

質の良い呼吸を行うためにも
ぜひここを学んでいただくと
良いと思います!

ご興味ありましたら、
ぜひご参加くださいね。

それでは、
来週もお楽しみに^^

【アドバンストセブンⅠ・Ⅱセミナーの詳細はこちら】
https://jcca-net.com/realignment/

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