姿勢反射について【コアコンニュース】

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2023.05.12コアコンニュース
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【メインテーマ】
姿勢反射について
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こんばんは♪
綿貫です。

私たちは、ちょっとバランスを崩しても
すぐに立て直しができたり
複雑なジャンプをしても
ちゃんと着地できます。

どうしてだと思いますか?

実は、「姿勢反射」
という機能があるからなのです。

ヒトは日常やスポーツなど
様々な動作をする中で
無意識にこれを行っています。

しかし、これがうまく機能しないと
転んでしまったり
理想の動きができず
怪我のリスクが高まり
パフォーマンスにも
影響が出てしまいます。

それを防ぐ為にも
「姿勢反射」を理解し
活用していきましょう。

1.姿勢反射の概要

姿勢反射とは?
カラダの感覚器が刺激に反応し
反射的に筋肉が収縮(緊張)し
姿勢や平衡を保とうとする
反応のことを言います。

赤ちゃんのときに反射が現れ、
成長につれて消失する原始反射と
生涯持続する反射とあります。

今回は生涯続く反射にフォーカスして
姿勢反射の例を挙げます。

<姿勢反射の例>

・視覚性立ち直り反応
伏臥位や背臥位、
左右への体の傾斜が刺激となり
頭部の位置を正常に保とうとする反応

・傾斜反応
椅子に座った姿勢から
体幹を側方へ引き寄せて傾けると、
引き寄せた側と反対側の
上肢と下肢が外転伸展する

・ステッピング反応
立位姿勢から前後や側方へ
カラダが傾斜する刺激が入ると、
下肢を交叉して外力が加わった側の
下肢を踏み出す

姿勢反射の反応が鈍っていると
例えばステッピング反応では、
バランスを崩した際に1歩が出ないため
転倒しやすくなります。

その他にも座位姿勢が
崩れていても修正できないなど
姿勢不良にも繋がります。

反応を高めるためには
感覚器に刺激を入れる必要があり、
感覚刺激が入ることで
姿勢保持が行いやすくなります。

2.ひめトレ・いろは体操での促し

足の裏が床についている状態で
ひめポールに乗ることで
足底などの感覚に刺激が入り、
不安定な状態で左右にゆらゆら動くことで
感覚器が刺激され姿勢反射が促されます。

大人になるにつれて
感覚器への刺激が減ったり、
生活習慣による
決まったパターンの刺激しか
入らなくなるため、
安全を確保しつつ
様々な感覚刺激を入れることが
重要になります。

今回は、
「姿勢反射」
についてお伝えしました。

ひめトレを使った
「ひめトレベーシック」や
「いろは体操」では、
感覚器への刺激を促すエクササイズを
たくさんご紹介しています。

誰でも簡単にでき、
現場ですぐに使える内容となっております。

ご自身の為にも
クライアントさんの為にも
ぜひ一度ご参加ください^^

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