PNFとは【コアコンニュース】

コアコンニュース

2022.11.11コアコンニュース
◇━━━━━━━━━━━━━◆◇◆
【メインテーマ】
PNFとは
◆◇◆━━━━━━━━━━━━━◇

こんばんは♪
綿貫です。

エクササイズ中に
触るなどの意識づけを入れたら
身体が、動きやすくなった!
また、クライアントさんの
動きが変わった!

そんな経験のある方、
いらっしゃると思います。

実は、このような皮膚に触れる
といった感覚入力を始め
感覚刺激が運動に及ぼす影響は、
かなりあるのです。

そしてその一つに
「PNF」と呼ばれる
手技があります。

今回は、
PNFについて、その活用法を含め
お伝えします。

1.PNFとは

PNF(固有受容性神経筋促通法)とは、
皮膚や筋肉の感覚器に刺激を入れることで
神経と筋肉の動きを促通する
手技のことを言います。

早い話が、感覚刺激を
意図的に入れることで
身体が動きやすくなる
ということです^^

ポリオ後遺症患者の筋収縮を高めるために
考案されたといわれています。

広く知られている効果が
「伸張反射を利用したストレッチ」です。

静的ストレッチでは反動をつけず
ゆっくり伸ばすことで
伸張反射が起こらないようにしますが、
PNFでは伸張反射を利用します。
===========
伸張反射とは?
===========
筋肉は急激に伸ばされると
「危ない」と感じ、
これ以上伸ばされないよう
収縮させようと反応します。

代表的なものが膝蓋腱反射です。
(膝蓋骨の下を叩くと膝が伸展する反射)

PNFではこの伸張反射を利用し
筋肉に刺激を入れることで、
可動域と筋力向上を促進しています。

しかしPNFにはその他にも
非常に多くの促通要素が含まれています。

<PNFの促通要素>
・伸張反射を利用した筋力増大
・関節や靭帯、筋肉の中にある
固有受容器に感覚入力できる
・関節可動域拡大
・筋の協調性改善
・皮膚刺激の入力
・聴覚刺激の入力
・視覚刺激の入力

2.指導現場での応用

PFNは促通要素が多いため、
考え方を活用することで
指導現場に一部応用することができます。

例)股関節に問題がある人
  に対してのアプローチ
・関節を牽引しながらストレッチや
徒手抵抗運動を行うことで
可動域拡大や筋力増大を期待できる

・筋収縮してほしい部位を
タッチングしたり目で見てもらうことで
筋力増大を期待できる

<ストレッチポールを活用することで
セルフでも似た効果を期待できます>

・ペルコンのバイクエクササイズでは、
股関節内に感覚入力されることで
動きの改善が期待できる

・フロッグキックでは、
ストレッチがかかるため
牽引と似た効果を期待できる

様々な促通要素があるPNFですが、
考え方を理解することで
指導現場でも応用でき
似た効果を期待できるため
活用してみてください。

今回は
「PNFとは」
についてお伝えしました。

ご紹介したエクササイズのペルコン
(骨盤に特化したストレッチポールのプログラム)
は、『ペルコン』セミナーで学ぶことができます。

実技中心ですので
現場ですぐに使える内容となっております。

また、骨盤の解剖学について
さらに詳しく学びたい方は、
「骨盤アプローチの基礎知識」セミナーにて
学ぶことができます。

2つセットで受講していただくと
より理解が深まると思いますので
オススメです。

ぜひ受講してみてくださいね。

【ペルコンセミナーの詳細はこちら】
https://jcca-net.com/perusoraplus/

【骨盤アプローチの基礎知識セミナーの詳細はこちら】
https://jcca-net.com/original/

コメント