胸郭の基礎知識 【コアコンニュース】

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2023.12.08コアコンニュース
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【メインテーマ】
胸郭の基礎知識
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こんばんは♪
綿貫です。

・猫背が気になる
・最近疲れやすい
・痩せない
・集中力がない
・肩こり腰痛がつらい

この中に1つでも
当てはなるものがある方は、
うまく息が吸えていない
可能性があります!

逆に言うと、
呼吸がうまくできると
このお悩み解消につながる
かもしれないと言うことです。

呼吸は1日に2万回も行われる
と言われています。

今回は、みなさんが
無意識に行なっている「呼吸」を
適切に行うために必要な
胸郭の動きについてお伝えします。

 

1.胸郭の基礎知識

胸郭は胸骨、肋骨、胸椎の3つから構成され、
特に肋骨の動きが呼吸には重要になります。

肋骨は上部と下部で異なった動きをします。

上部肋骨は上下に動く(吸気で上方に広がる)
ことからポンプハンドルモーションと呼ばれ、
下部肋骨は横方向に動く(吸気で横に広がる)
ことからバケツハンドルモーションと呼ばれます。

<呼吸に関わる筋肉>
安静吸気:横隔膜
安静呼気:なし(横隔膜の弛緩のみ)
強制吸気:外肋間筋、胸鎖乳突筋、斜角筋群
強制呼気:腹横筋、腹斜筋、腹直筋、内肋間筋

胸郭が動くことで
呼吸を深く行うことができます。

肋骨は胸椎と繋がっているため
肋骨が呼吸に合わせて大きく動くことで
胸椎の可動性も高まります。

通常安静時呼吸では横隔膜のみが働きますが、
胸郭が硬く機能不全が生じていると
胸鎖乳突筋など強制吸気で働く筋まで
過剰に使われます。

そのため肩こりや頸の痛みに
つながりやすいです。

また、呼吸は自律神経と
深く関わっているため、
胸郭の動きが硬く呼吸が浅いと
自律神経が乱れやすく
腰痛など機能不全も起こしやすいです。

呼吸を適切に行うためには
硬くなり胸郭の動きを制限している筋は緩め、
胸椎や肋骨の可動性を出すことが重要です。

また吸気で横隔膜が適切に収縮するよう
腹式呼吸の習得も必要です。

 

2.エクササイズ紹介

<ひめトレ>

 

 

 

 

 

 

方法:ひめトレに乗って呼吸を行います。

効果:骨盤底筋群に刺激が入り
インナーユニットが活性化されます。

<アシスティックのスイマーズ>

 

 

 

 

 

 

方法:立位でアシスティックを
床に立てた両手を添えた姿勢から
体を前屈させます。

効果:胸を突き出して胸椎を伸展させることで
胸郭の可動性を促すことができます。

インナーユニットの活性化と
胸郭の可動性を促すことで、
適切な呼吸が行えるようになります。

今回は、
「胸郭の基礎知識」
についてお伝えしました。

呼吸を適切に行うためにも
今回ご紹介した
「ひめトレベーシック」
「アシスティックストレッチベーシック」
は、おすすめです!

ツールを使うことで
クライアントがご自宅でも
簡単にエクササイズを
行うことがでます。

ぜひ、受講して
クライアントを
セルフコンディショニングに
導いてあげてくださいね^^

それでは、
来週もお楽しみに^^

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https://jcca-net.com/himetore/

【 アシスティックストレッチベーシックセミナーの詳細はこちら 】
https://jcca-net.com/assistick/

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