少林寺拳法本部で『発育発達からひも解くコアセミナー』開催

指導導入・事例

6月2日、大阪・兵庫で活動する平井純子講師(兼マスタートレーナー)が、

香川県にある少林寺拳法(正式名:(一財)少林寺拳法連盟)の本部からの依頼で、少林寺拳法の指導者の方に向けて発育発達からひも解くコアのセミナーの講義を行いました。

少林寺拳法は戦後の日本で誕生した心身の鍛錬を目的としたものです。

すでに70年以上の歴史があり、現在は女性の護身術のひとつとしても注目され普及されています。指導者が香川県にある本部に集まり様々な有益な知識技術を学ぶ中の一環として今回のセミナーが開催されました。

香川県にある少林寺拳法本部

 

きっかけは、体罰・パワハラと受け取られる風土がまだまだ払拭されない事からの変革として、同連盟の指導者、伊藤修平先生(キッズスペシャリスト)の想いから始まり、形にするため企画担当の方が動き、そして平井先生によるペップトークと発育発達講演を指導者の方に対して開催。少林寺拳法を学ぶ子どもたちへの指導には、現在の子どもたちの身体をもっと知らなければいけない、と感じたことから今回のセミナーへと想いの連鎖でつながりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

指導者の参加者には、校の先生や自衛隊や警察官の方もいらっしゃいました。

≪参加者感想一部抜粋≫

・人類誕生の過程から体について考えることで、ヒトの体の運動機能を理解出来た。特に人が立つまでの成長での大きな変化が、人間の脳が言語を覚えるために急激に変化する事に類似し、後天的に習得する事へのアプローチも似ておりとても興味深く、人間の神秘を感じました。

・「最近の子は運動神経が悪い…」と、ひとまとめにして、単純に言っていた一言が、昨今の情報化利便社会の根幹にある事と、現代の子供を取り巻く状況がいかに起因しているかが、「納得のいく」かたちで、初めて自分に落とし込めた。私自身、少年部や中学生の指導に携わっている中で、「なぜ、こんなにも体感覚がないのだろう…」と、何度も疑問に思っていた。しかし、今回のセミナーで納得できた分、実際の現場で如何にして活かしていくが、今後の課題であると認識した。

・日本スポーツ協会の推奨するグッドコーチや組織のガバナンスを考えた時、自身がトレーナーであることや研修会等で講義をすることで全国の指導者に対して正しいトレーニングやコーチングを推奨し、組織・日本国に寄与できる自分でありたい。継続して、学びたい。

 

そして、今後はベーシックセブンからアドバンストセミナーまで習得される予定です。

また、スポーツ少年団の子ども達にコアキッズ体操の指導導入を検討されています。

伝統ある少林寺拳法は、子ども達への教育の一環として多くの場所で受け継がれています。

今回講師を務めた平井先生は、そのようなメソッドの中にコアコンディショニングが導入され、子ども達の心身が整っていることにつながることに共感し、大阪から香川へ今後もコアコンディショニング普及のために通う、とのことです。

 

身体づくりのプロフェショナルな方がコアコンに価値を感じ取り入れてくれる嬉しいニュースです。

 

少林寺拳法は、1947年、香川県において、宗道臣氏が創始された。

自分の可能性を信じ、主体性をもって、他人の幸せを考えられる人を育てることを目的とした「人づくりによる国づくり」を目的としている。現在世界40ケ国に3,360ケ所に

展開し、現役活動人口は22万人。

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