2016年10月12〜15日に開催された「スポーツ医学オーストラリア学会(Sports Medicine Australia Conference)」でのひめトレの研究成果の発表を、こちらでご紹介します。
発表の詳細
テーマ
「ひめトレを用いた随意収縮における骨盤底筋群への刺激の効果」
(THE EFFECT OF A STIMULUS ON PELVIC FLOOR MUSCLE DURING VOLUNTARY CONTRACTION USING A FACILITATING DEVICE)
発表内容
コントロール群では、骨盤底筋の随意収縮の距離と割合、主観的評価スケール(NRS)に有意な変化を見られませんでした。エクササイズ群では、平均距離、平均割合に有意な変化が見られました。
結論
ツール(ひめトレ)の使用は、バイオフィードバックツールとして骨盤底筋の随意収縮の促進に寄与することができることを示唆しました。それはつまり、ひめトレ®がコアのインナーユニットの訓練となる可能性を指します。
今回の研究や取り組みに興味を持ってくださる方がたくさんおり、活発にやり取りがなされました
今回の研究について
発表を担当したのはJCCA運営委員会の研究部門を担当している石塚利光さんです。発表を踏まえて石塚さんからのコメントをいただきました。
この発表から、多くの研究者・指導者が興味を持ってくれました。男性のヘルスケアの専門家(大学教授)からは「HPで紹介したい」、クリニック経営者の方からは「自分の患者に導入したい」など、幅広い展開がされそうです。
骨盤底筋の研究が進歩しているオーストラリアでも、ひめトレ®は今までにない画期的なツールであることが、その興味の温度から確信しました。
日本のような医療保険の精度がない海外では、こういったアクティブケアの重要性の認知が日本より圧倒的に高く、よりひめトレ®の価値が響くのだと思います。
ひめトレ研究発表のご報告は以上になります。みなさまの現場指導にお役立ていただければ幸いです。
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