体幹を目覚めさせる3つの鍵【コアコンニュース】

コアコンニュース

2025.11.14コアコンニュース
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【メインテーマ】
体幹を目覚めさせる3つの鍵
~呼吸・軸回旋・体幹安定の
順番が導く機能的な動き~

【Pick Up】
~コアコンシンポジウム2025~
基調講演
”動ける身体”の正体とは?
―健康教育者たちが語るコアコーディネーション
登壇者:中野ジェームズ修一氏・油谷浩之氏・渡辺なおみ氏
https://jcca-net.com/event/symposium2025/

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こんばんは♪
綿貫です。

私たちの体は、無意識のうちに
何千回もの動作を繰り返していますが
立つ・歩く・座るといった
日常動作のすべてを支えているのが
「体幹」です。

その体幹を目覚めさせるには、
ただ鍛えるだけでは足りません。

体幹が本来の力を発揮するためには、
呼吸→軸回旋→体幹安定という
順序立ったアプローチが必要です。

これは、神経と筋の発達プロセスに
基づいたもので
赤ちゃんが寝返りをし、
起き上がり、立ち上がり
までの流れのように、
体幹も段階的に目覚めていきます。

今回は、アドバンストリセットスリーの
呼吸→軸回旋→体幹安定
3つのエクササイズを通して、
なぜその順番が重要なのか、
どのように体幹を活性化させるのかを
ひも解いていきます。

 

呼吸は体幹を整える入り口

リセットスリーの最初の柱は
「呼吸エクササイズ」ですが、
ここで土台となるのは、
呼吸筋(外・内肋間筋)
とインナーユニットの協調です。
呼吸筋が胸郭を動かしますが
この時、外肋間筋は吸気で胸郭を広げ、
内肋間筋は呼気で胸郭を閉じます。
さらに、インナーユニットが
その圧をコントロールして体幹を支えます。
このシンプルな動きの中には、
実は胸郭の可動性と腹腔内圧の調整があります。

横隔膜は、腹横筋・
骨盤底筋群・多裂筋とともに
「インナーユニット」を形成し、
呼吸のたびに体幹を
内側から支える力を発揮しています。

横隔膜がしなやかに動くことで、
腹圧のバランスが整い、
骨盤底筋が下から支え、
多裂筋が脊柱を安定させ、
腹横筋が円筒状に
体幹を包み込みます。

この連携が、
姿勢と動作の安定の原点です。

つまり、呼吸は単なる換気ではなく、
体幹を整えるための
スタート地点とも言えます。

ですから呼吸の質が上がるほど、
動作の安定性と再現性も高まります。

軸回旋で中心軸を目覚めさせる

次のステップは
「軸回旋エクササイズ」です。

ここで活性化したいのは、
脊柱に直接付着する小さな筋群、
多裂筋、回旋筋、半棘筋などです。

これらは脊柱を
三次元的に安定させます。
特に頸椎部の筋は
感覚フィードバックが豊富で、
目線を使った軸回旋が効果的なのは
そのためです。

呼吸で胸郭と内圧が整った後に、
この深層筋が働くことで、
体の中心軸と正中感覚が
一致してきます。
短い筋であっても
立位保持に欠かせない
安定性を担っており、
小さな筋群が
姿勢を大きく支えています。

体幹安定でアウターユニットと機能統合する

最後の柱が「体幹安定エクササイズ」です。
ここで動員されるのは
インナーユニットプラス
腹斜筋、内転筋、臀筋群、広背筋などの
アウターユニットです。

これらの筋は体幹を外側から包み込み、
骨盤・肋骨・肩甲帯と連動して
全身の動的安定性を生み出します。

特に、外腹斜筋と内腹斜筋は
クロス構造を形成し、
回旋・側屈・姿勢保持において
中心的な役割を果たします。

呼吸で整え軸回旋で感じ、
体幹安定でアウターと機能統合する
この順番こそが、
再現性の高い体幹安定の
基礎となります。

つまり、リセットスリーは、
ただのエクササイズの並びではなく、
発育発達学・神経制御・機能解剖の
原理に基づいた
「学習の流れ」で作られているのです。

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今回は
「体幹を目覚めさせる3つの鍵
~呼吸・軸回旋・体幹安定の
順番が導く機能的な動き~」
についてお伝えしました。

リセットスリーをさらに詳しく学ぶには
アドバンストセブンⅠを、
また、クライアントの
動因を引き出しクライアントありきの
セッションのためにも
アドバンストセブンⅡと
合わせて受講されることを
おすすめします。

それでは、
来週もお楽しみに^^

【アドバンストセブンⅠ・Ⅱセミナー詳細はこちら】
https://jcca-net.com/realignment/

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