身体を動かす前に、脳を動かす! 高齢者指導に必要な 「感覚入力」の視点【コアコンニュース】

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2026.04.10コアコンニュース
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【メインテーマ】
身体を動かす前に、脳を動かす!
高齢者指導に必要な
「感覚入力」の視点
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こんばんは♪
綿貫です。

高齢者指導の現場で、
こんな経験はありませんか?

・筋力はあるのに、動きがぎこちない
・転倒が怖くて身体を動かせない

実はこれ、
筋力の問題だけではありません。

多くの場合、「感覚入力の低下」
が関係しています。

今回は、高齢者指導に欠かせない
感覚入力の視点について
お伝えします。

1.身体は「感覚」で動いている

身体は
脳→筋肉
の一方通行ではありません。

動作の背景には、

・皮膚感覚
・固有感覚(関節や筋の位置)
・視覚
・前庭感覚(バランス)

これらの情報が常に
脳へ送られています。

脳は、これらの感覚入力をもとに
今の身体の状態を判断して
出力(動作)を決めています。

つまり、
感覚入力が正しく入らないと
脳は正しい動作指令を出せないのです。

 

2.高齢者は
「筋力より先に感覚が落ちる」

加齢で先に低下するといわれているのは、

・足の位置が分かりにくい
・重心がどこにあるか分からない
・床からの情報を感じにくい

といった「固有感覚」です。

若い時との身体のギャップは
誰しも感じると思いますが
高齢者は、より顕著で
身体は不安定になり
転倒リスクが高まります。

このズレがあるまま動こうとすると、
脳は“危険”と判断し、

・動きがぎこちなくなる
・必要以上に力が入る
・動くこと自体が怖くなる
という状態をつくります。

3.だからこそ
「先に感覚を入れる」

高齢者指導で大切なのは、
筋トレの前に感覚を呼び戻すことです。

例えば、
・ひめトレで骨盤底筋の存在を感じる
・足裏で素材の違いを感じる
・ゆっくり動いて関節の位置を認識する

これらはすべて、
脳への再教育です。

感覚入力が整うと、
脳は「今の身体」を正しく認識し、
動きは無理なく、
自然に安定していきます。

高齢者指導で本当に必要なのは、
「鍛えること」ではなく、
『感じられる身体を取り戻すこと』

この視点を持つことで、
転倒予防も、動作の質も、
大きく変わっていきます。

 

今回は
「身体を動かす前に、脳を動かす!
高齢者指導に必要な
『感覚入力』の視点」
についてお伝えしました。

この「感覚入力」を
高める実践として
とても有効なのが
JCCAの「いろは体操」です。

いろは体操は、
単に身体を動かす体操ではなく、
・ゆっくりとした動き
・シンプルで分かりやすい構成
・繰り返しによる感覚の再学習
を通して、
「自分の身体を感じる力」
そのものを高めていきます。

「どこが動いているのか」
「今、自分はどこにいるのか」
これを感じられるようになることで、
高齢者の動きは驚くほど変わります。

筋トレの前に、感覚を整える。
その第一歩として、
ぜひ“いろは体操”を
現場で活用してみてください。

それでは、
来週もお楽しみに^^

【いろは体操セミナーについて詳細はコチラ】
https://jcca-net.com/senior/

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