シニア指導の前に知っておきたい 「高齢者の身体特性」と「心構え」 /4つの注意点紹介【コアコンニュース】

コアコンニュース

2025.05.16コアコンニュース

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【メインテーマ】
シニア指導の前に知っておきたい
「高齢者の身体特性」と「心構え」
/4つの注意点紹介
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こんばんは♪
綿貫です。

 

高齢者の運動指導現場において、

「膝が痛くて動きたいけど怖いんです」
「昔は歩けたけど最近疲れやすいんです」
「病院のリハビリが終わったんですが、
ここからどうしていいか分からないんです」

こうしたお悩み、よく聞きますよね。

このように体力低下や関節の不調もありますが
高齢者にとっては、それ以外の
不安、自信のなさなど特有の
悩みもあります。

ただ体を動かすのではなく
社会との繋がりや
安心感を得られる環境
それを含め、高齢者指導において
知っておいていただきたいことについて
本日はお伝えします。

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1.高齢者の身体特性

 

高齢者と成人の身体特性の違いは
大きく3つあります。

①可動域制限
加齢に伴いカラダの水分が
失われやすくなり
筋肉や皮膚などの軟部組織の
柔軟性が失われる他、
関節内の動きにも影響を及ぼします。

筋肉が硬いことに加え、
関節の動きが硬くなるため
関節拘縮を引き起こしやすくなります。

 

②筋力・体力低下
特に下半身の筋力低下が目立ちますが、
高齢で下半身のケガをすると
動けない時間が増えるため
急激に筋力低下します。

特に注意すべきが大腿骨頸部骨折です。

治癒しにくいことと活動制限が大きいため、
廃用症候群を引き起こし
骨折を機に寝たきりになる危険性があります。
筋力低下に伴い、心肺機能も低下するため
体力低下も起こります。

 

③認知機能
認知機能には記憶・計算・思考・判断・学習
などの知的機能があり、
外部からの情報(視覚や触覚などの五感)
をもとに意思決定や問題解決を行います。

加齢に伴い認知機能は低下し、
記憶力や判断力が低下しやすくなります。

 

2.高齢者指導での注意点4つ

 

①体調管理
呼吸数の変化や手首(橈骨動脈と尺骨動脈)
での脈圧の変化を確認する方法があります。

その他に起き上がりや立ち上がった際に
下まぶたの裏が白くないかを
見ることもあります。

※白い場合、起立性低血圧が考えられます。

また、体重測定にて急激に
体重が減っていないか確認することで
栄養状態や体調を簡易的に
把握することもできます。

 

②環境設定
下半身の筋力が低下している場合、
転倒リスクがあるため
プラットホームなど高さが低い所や
足元が広いスペースで行うなど
安全な環境設定を行う必要があります。

 

③強度設定
特に血圧に問題のある方は
力みすぎないよう注意が必要です。

強度ではなく難度を上げる方法でお勧めなのが
「ダブルタスク」を用いた運動です。

例えば、ボールをつきながら歩く、
計算をしながら段差昇降をするなどがあり、
認知機能の活性化にもなります。

 

④指導者としての心構え
治療家や運動指導者として
今よりも更に良くしたいと
機能改善を行うことはもちろんですが、
高齢者の場合、身体機能の向上を行うことは
ある程度を超えると難しくなります。

機能の向上だけでなく現状ある機能を使って
どう動かしやすく代償するか、
もしくは、ツール活用や環境設定を行い
生活しやすくするかを考えることも
重要になります。

地域への社会参加を促すことで
結果的に身体機能も維持向上できる
と考えられます。

 

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今回は
「「高齢者の身体特性」と「心構え」
/4つの注意点紹介」
についてご紹介しました。

いろは体操は、椅子に座ってできる
簡単な体操です。
ひめトレを使って
低い強度でも体幹の機能を安定させる
指導法が学べます。

シニアコアコンでは、
高齢者指導で大切になる
体や環境について注意すべき点
安全で楽しく指導するポイントなどを
学ぶことができます。

ぜひ合わせて
受講してみてくださいね。

【シニアコアコンディショニングセミナー/いろは体操詳細はこちら】
https://03auto.biz/clk/archives/zygcvt.html

 

それでは、
来週もお楽しみに^^

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