2025.05.09コアコンニュース
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【メインテーマ】
姿勢パターンと評価を行うメリット
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こんばんは♪
綿貫です。
今回は、運動指導における
「土台」とも言える
姿勢評価についてお伝えします!
そもそも姿勢評価って
必要でしょうか?
姿勢なんて見なくても
エクササイズのフォームが良ければ
OKなんじゃない?
そんなふうに思う方も
いらしゃると思います。
でも、姿勢評価には
クライアントの体の癖や課題が
全て詰まっているのです!
不調の根本原因や
指導の優先順位を明確にするためにも
姿勢のパターンと
姿勢が崩れる要因を理解しましょう。
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1.よくある姿勢のパターン
一人一人の姿勢は、違いますが
幾つかのパターンに分けることができます。
その中でもよくある
4つのパターンをご紹介します。
①前弯-後湾姿勢
腰椎の前弯が強く、
胸椎の後弯が強い状態です。
②スウェイバック
骨盤が前方に出ている状態です。
③フラットバック
脊柱の弯曲が低下し
真っ直ぐに近い状態です。
④軍隊姿勢
胸を反り過ぎ、
肋骨が上がっている状態です。
今回は、前弯-後弯姿勢を
取り上げてお伝えします。
2.前弯-後弯姿勢になる要因
前弯-後弯姿勢の各関節の動きは以下です。
・頸椎の過度な伸展
・胸椎の過度な屈曲
・腰椎の過度な伸展
これらはインナーユニット
(横隔膜、腹横筋、骨盤底筋群、多裂筋)
の不活により生じます。
コアが抜けると重力に抗することができず、
腰椎は伸展(前弯)し
胸椎は伸展の可動域が低下します。
逆も然りで、
胸椎伸展の可動域が低下することで
姿勢が崩れインナーユニットの
不活が生じてる場合もあります。
この姿勢では、バランスを取るために
頭部は前方に移動し、
頸椎は過度な伸展となります。
前弯-後弯姿勢は肩こりや腰痛など
機能不全を引き起こしやすい姿勢でもあります。
姿勢改善のためには、胸椎の可動域を獲得し、
頸椎と腰椎は安定性を獲得する必要があります。
このように、姿勢の情報だけでも
体幹の使い方や荷重のパターンが見えてきます。
3.予防・改善エクササイズ
・ストレッチポールでリセット
インナーユニットを適切に機能させるためには、
まず脊柱のアライメントを整える必要があります。
特に胸椎の伸展可動域を出すことが重要であるため、
ストレッチポールに乗り胸椎の可動域を促します。
・仰向けで両手足を持ち上げる
(股関節と膝は90°屈曲位)
両手足が地面から離れて強度が上がっても
骨盤を安定させておくことで、
インナーユニットが活性化されます。
・横向きで股関節安定エクササイズ
横向きでニュートラルポジションをキープ
クラムシェルなどの臀筋エクササイズを
行い股関節安定を狙います。
現代人は座っている姿勢が長かったり、
スマホを触る時間が長かったりと
姿勢が崩れやすい環境にあります。
姿勢を評価し適切なアプローチを
行うことで最短での効果が狙えます。
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今回は
「姿勢パターンと評価を行うメリット」
についてご紹介しました。
姿勢を見る=その人の体の使い方の癖
がわかります。
未来の痛みや不調を防ぐ
ヒントが詰まっているのです。
「コアから見る姿勢の評価」では、
姿勢評価だけでなく
姿勢が崩れる原因を
見つける方法も学ぶことができます。
原因となる部分に
「コアスタビライゼーション」
でのパッケージエクサササイズを
あてはめ指導することで
最短の効果が狙えます。
ぜひ合わせて
受講してみてくださいね。
それでは、
来週もお楽しみに^^
【コアから見る姿勢の評価セミナーはこちら】
https://jcca-net.com/posture/
【コアスタビライゼーションセミナーはこちら】
https://jcca-net.com/corestabilization/
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