2024.06.14コアコンニュース
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【メインテーマ】
横隔膜の基礎知識
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こんばんは♪
綿貫です。
エクササイズをする上で
あまり重要視されてませんが
実は、とても大切なことがあります。
それが「呼吸」
ちゃんと息が据えているかで
パフォーマンスも変わります。
正しく息を吸うためには、
横隔膜についての理解も重要です。
また、横隔膜は、
インナーユニットの一つでもあります。
今回は
重要な筋肉であり様々な役割もある
横隔膜についてご紹介します。
1.横隔膜の基礎知識と構造
横隔膜は肋骨の下面にドーム状に付着しており、
起始停止は胸骨部、肋骨、腰椎から始まり
腱中心に集合します。
筋肉の動きとして
呼吸の吸気時に収縮し下制し、
胸腔内を拡張します。
<機能>
胸腔と腹腔を隔て体内に空気を取り込みます。
また、胸腔を拡張するため
胸郭のモビリティにも関わります。
インナーユニットは
横隔膜、骨盤底筋群、腹横筋、多裂筋
から構成されるためコアの安定にも働きます。
横隔膜はコアを上から
蓋をするように位置しており、
収縮時に下制することで腹腔内圧を
一定に保つ役割があります。
2.機能不全
横隔膜の機能が低下すると
吸気時に横隔膜の下制が
起こらなくなります。
そうなると、腹腔内圧が低下し、
コアの不安定性に繋がります。
コアが不安定になると
腰椎が過剰に動いてしまい、
腰痛などを引き起こしやすくなります。
また、横隔膜が下制しにくくなることで
腹式呼吸が上手く行えないため
胸式呼吸になりやすく、
肩周りの筋肉が緊張し
肩こりにも繋がってしまいます。
また、胸式呼吸は交感神経を優位にするため、
自律神経も乱れやすく
不調が起こりやすくなります。
その他にも、横隔膜が収縮することで
胸郭が拡張するため、
横隔膜の機能不全が起こると
胸郭のモビリティも低下しやすく、
浅い呼吸になってしまったり
脊柱の可動性も低下しやすいです。
3.予防・改善アプローチ
<アシスティック 弓>
体幹の側屈を行うことで胸郭が拡がり、
深い呼吸が行いやすくなり
横隔膜が機能しやすくなります。
<ひめトレ>
ひめポールに乗り呼吸を行うことで、
呼吸に合わせて胸郭が広がることに加え、
横隔膜を含むインナーユニットを
活性化させます。
まずは胸郭のモビリティを獲得しましょう。
横隔膜が下制しやすくなり
適切に機能し始めます。
その後、インナーユニットの
活性化までを行うことで、
日常やスポーツにおいて
横隔膜が適切に機能するようになり、
不調の改善や予防、パフォーマンスアップ
に繋がっていきます。
今回は「横隔膜の基礎知識」
について、お伝えしました。
正しく呼吸するためにも
アシスティックストレッチベーシック
で、動かして、可動域を出し
ひめトレファイブで
インナーユニットを活性化させる
このステップはおすすめです。
ご興味ありましたら、
各セミナー、是非
ご参加くださいね。
それでは、
来週もお楽しみに^^
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